森美術館「レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル」

上の画像をじっと見つめていただきたい。建物に片腕でぶら下がる人々、今にも転落しそうな人々……、この大型のインスタレーションこそレアンドロ・エルリッヒの真骨頂なのである。実は、彼らは床に寝そべっているのだ。一見どこにもある見慣れた光景から私たちの日常の視覚の習慣的な常識や既成概念を揺さぶってくるのが、エルリッヒ作品である。レアンドロ・エルリッヒはアルゼンチン出身の国際的に活躍する現代アーティスト。森美術館では、彼の四半世紀にわたる活動の全容を紹介する「レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル」が、開催されている。日本では金沢21世紀美術館に設置された《スイミング・プール》の作家として知られるが、本展は、世界でも過去最大規模の個展であり、新作を含む46点の作品を紹介するもの。曇りのない目で物事を「見る」という行為に立ち返ることで新しい世界が広がることになるだろう。実は、本展は撮影自由、インスタレーションの作品に自ら飛び込むことができるというユニークさを併せ持ち、子供たち(孫たち)と一緒に体験し楽しめる、「おもしろい」現代アート展である。

会期 平成29年11月18日(土)~平成30年4月1日(日)会期中無休
会場 森美術館 六本木ヒルズ森タワー53階
開館時間 10:00~22:00(火曜日のみ17:00)入館は閉館の30分前
入館料 一般1,800円/学生(高校・大学生)1,200円/子供(4歳~中学生)600円/シニア(65歳以上)1,500円
お問い合わせ 03-5777-8600(ハローダイヤル)


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