新・日日是好日

文=帯津良一

ウォータールー橋は何処に

五木寛之さんの講演で知った「暗愁」という言葉

 

 

私たちは虚空からの孤独な旅人。 旅人は旅情を抱いて生きている。旅情とはよろこびとかなしみ、ときめきとさびしさなどの錯綜するしみじみとした旅の想いであるが、その底 にはかなしみが横たわっている。

自らの生きるかなしみといつしみ、他者の生きるかなみを敬いさえすれば、地球の場の自然治癒力の回復などわけないのにと嘆くこと20 年、果たしてその萌(きざ)しの有りや無しや。
 
昨年の9月に仙台の新聞社から講演の依頼。前後の事情をあまり知らないまま出かけて行っておどろいた。なんと私のあとに作家の五木寛之さんの講演が入っている。五木さんとは10年ほど前、共著ということで何冊かの本を上梓したことがある。

(‥‥‥続きはVol.31をご覧ください)

 

 

おびつ りょういち

帯津三敬病院名誉院長。日 本ホリスティック医学協会名 誉会長。1936年埼玉県生 まれ。61年東京大学医学 部卒業。東京大学医学部第 三外科医局長、都立駒込病 院外科医長などを経て、82 年帯津三敬病院を開設し院長。西洋医学だけでな く、中国医学、ホメオパシー、代替医療など様々な 療法を駆使してがん診療に立ち向かい、人間をまる ごととらえるホリスティック医学の確立を目指してい る。 新刊は『毎日ときめいていますか?』(風雲舎)など。講演会、養生塾などの開催については、 http://www.obitsusankei.or.jp/ をご覧ください。

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