かまくら 小花寿司

夏目雅子が親しく通った店として知られる昭和51年創業の寿司屋。夏目は主人の三倉健次さんをお父さん、妻の秀子さんをお母さんと呼び家族同然のつきあいだった。 現在、健次さんと共に寿司を握る息子の雅人さんは、夏目を〝雅子ねえちゃん〟と呼び慕った。

伊集院静と夏目の仲人を務めたのもご夫婦だった。伊集院と夏目は「小花会」というゴルフコンペを主催し、打ち上げは〈小花寿司〉 で、夏目は商品のプレゼンターを務めた。健次さんと夏目が写った写真も数多く残されている。

1980年4月19日の日付が入った色紙には夏目と伊達歩(伊集院の作詞家としての筆名)のサインがあった。ゴルフ場でたまたま居合わせた長嶋茂雄に、長嶋ファンの健次さんのため夏目はサンバイザーにサインを頼んだこともあった。この店は、夏目が素顔にもどることができる場所で、仕事のないときはTシャツにスウェット姿で頻繁に訪れていた。熱燗が好きで、白身魚やたこなど、さっぱりとした味を好んだ。毎日食べてもいいというほど、寿司が好きだった。

この日は〝雅子好み〟といった趣で、平目とたこの刺身、真鯵、赤貝、すみいかを握ってもらった。平目やすずき、鯵などは地の物で、鯵は肉厚だが、新鮮なので生臭さはまったくない。鎌倉の客は舌が肥えている人が多く、「お客様に育てられた」という思いが強いとご夫婦は語る。

にぎり、ちらしの特上3,240円、上2,700円。小上がりには 「男の初夜」と題された伊集院静の手書きによる随筆が額装されて飾られる。

〔住〕鎌倉市長谷1-11-13 〔問〕0467-23-0490 〔営〕昼12:00~14:30L.O. 夜17:00~22:30L.O. 〔休〕水曜


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