欧風家庭料理 PAPA-MIRANO

この町には珍しいパリのビストロ風の佇まいと入口にある手書きのメニューに誘われて訪ねたのは欧風家庭料理のレストラン〈ぱぱみらの〉。オーナーシェフの久卋(くぜ)健二さんが、知り合いからこの店を受け継いで30数年になる。以前は銀座や麻布のレストランにいて、当時、高倉健さん、萬屋錦之介さん、杉浦直樹さんら多くの芸能人が久卋さんの作る西洋料理に舌鼓を打った。現在もシェフの味を目当てにわざわざ電車に乗って訪れる遠来の客も少なくない。

「すごく雰囲気のある店ですね」と海東さんが言う、ロートレックの絵などが飾られた店内の奥の席に案内された。ほとんどの客がメニューを見ることなく、ランチだと〈お好み定食〉、ディナーだと〈おすすめ美味特選〉〈ミニ会席〉といったコース料理を注文するそうだ。〈白身魚のすり身のムース 西洋ワサビソース〉を手始めに〈冷菜盛り合わせ〉〈エスカルゴとかきのグリエ ブルギニオン〉と料理が続く。エスカルゴとかきのグリエはいずれのコース料理でも必ず提供される店定番の一品だ。

「この酸味がクリームソースを軽くしてくれます。いずれも手のこんだ料理ばかりですね」と海東さんがさらに返す。そしてワインも手伝って〈牛タンのステーキ〉まで食べきり「軟らかくてソースが抜群でした」と満足気な海東さんを見て、「いい男っていうのは、食べる姿もいいね」と嬉しそうにシェフが目を細める。

久卋さんは、フランス料理でも洋食でもない、西洋料理という表現に思い入れがあり、「シェフというのは、お客様に喜んでもらうためのお手伝いをさせてもらう仕事です」を矜持として厨房に入るのだと言う。

アラカルトもあるが、久卋シェフの料理を堪能するためにはコース料理がおすすめ。また、コース料理であれば、予約をして訪れたい。ランチなら、本日のスープとグリーンサラダが付くおすすめおまかせ昼食か、ぱぱみらの風ハンバーグ1,280 円。お好み昼食は、〈車海老の詰物クレープ包み〉〈海老と貝柱のクレームPASTA〉〈若どりの白ぶどう酒煮〉〈やわらかいいべりこ豚天火焼〉〈十勝ハーブ牛サーロインカツレツ仕立て〉のいずれか1品に本日のスープ、グリーンサラダ、コーヒーが付いて1,950 円。ディナーの、前菜各種、スープ、魚介またはn肉料理、グリーンサラダなど会席風のおまかせ家庭料理〈おすすめ美味特選〉は、3,000 円、5,000 円、7,000 円。温菜と冷菜6 品盛合せ、本日のスープ、魚介または肉料理、グリーンサラダ、コーヒーの〈ミニ会席のお料理〉2,500 円。牛料理はすべて十勝牛で、やわらか牛タンのディナー2,800 円も人気だ。

欧風家庭料理  PAPA-MILANO ぱぱみらの

〔住〕大和市大和東3-2-12 
〔問〕046-263-7236
〔営〕ランチ11:30 ~ 14:00L.O.、ディナー17:00 ~22:00L.O.
〔 休〕日曜(予約を受ける場合もある)


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