新宿 末廣亭

都内に4 軒ある落語定席の一つで、1946 年に建てられ、戦後の新宿文化の復興を担った立役者である。一時期の落語ブームが落ち着きをとりもどした現在も昼夜を問わず老若男女多くの客で賑わいを見せ、会場前からチケットを求める行列ができる。落語は単なるブームに終わらない伝統芸なのだ。昼夜入れ替えなしということで、昼の部に一番で並び、夜の部の最後まで見る若い客もいるそうだ。さらには毎週土曜の深夜寄席(21:30 ~)も、期待の若手二つ目の話芸を目当ての客に好評だ。「寄席が芸人を育てる、そんな気持ちで若い噺家さんたちを見守っています」と、初代席亭北村銀太郎氏の孫に当る支配人の杉田京次朗さん。亀和田さんもある時期この寄席に通ったお一人。この日、昼の部には前座に続いて二つ目の三遊亭歌太郎さんが高座を務めた。二つ目が真打ちになるには通常10 年ほどかかるそうだ。寄席文化が古さを感じさせないのは、歌舞伎同様、伝統の中に常に新風を取り入れているからだろうか。
〔住〕新宿区新宿3-6-12
〔問〕03-3351-2974
[営〕昼の部12:00 ~ 16:30、夜の部17:00 ~ 19:00(入れ替えなし)
〔休〕12月30日・31日
〔料金〕一般2,800 円、シニア2,500 円(65 歳以上)、学生2,200 円、小学生1,800 円


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