鈴木亮平の百合ケ丘~昭和30年代の面影が残る町~

小田急小田原線の駅、百合ヶ丘。
一つ先の新百合ヶ丘が芸術・文化が息づく町として整備された新しい町の顔を持つのに対して百合ヶ丘は昭和30年代で時間がとまってしまったようなどこか古い町の印象がある。

その〝古さ〟に心惹かれるものがあり百合ヶ丘駅に降り立った。ご一緒してくださるのは、現在NHK連続テレビ小説「花子とアン」に出演中の俳優・鈴木亮平さん。

31歳の鈴木さんの目に、この町はどのように映ったのだろうか。
(2014年7月1日号 Vol.20)より
photograph by Tadashi Okakura

すずき りょうへい 俳優。兵庫県西宮市生まれ。東京外国語大学外国語学部 欧米第一過程英語専攻卒業。2006年テレビドラマ「レガッター~君といた永遠~」で俳優デビュー。同年公開の森田光芳監督作品『椿三十郎』で映画デビューを果たす。普段の生活よりフィクションの世界に住みたいと思うくらい芝居が好きだという鈴木さん。学生時代から映画が好きだった鈴木さんにとって、時代が変わっても残るものを作るという責任を感じる、それが映画である。まだ開かれていないひきだしから、どんな鈴木さんが現れるのか楽しみである。

昭和35年、百合丘第一団地の入居開始に伴う交通の便を確保するため開業したのが、小田急小田原線の百合丘駅である。ちなみに新百合ヶ丘の開業は昭和49年のこと。田畑の続く丘陵地が造成され、当時としては新しい生活スタイルを実現した団地として、百合ヶ丘は先駆的なベットタウンとなった。駅前に残る商店街は、今も当時の面影を残しレトロでディープなアジアワイがある。昭和36年公開の森繁久彌主演の駅前シリーズ第2作『喜劇 駅前団地』は百合ヶ丘が舞台で、実際にロケもこの地で行われた。

 

 

 

 


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