浅草 おでん大多福

創業100 年を機に建て替えを決め、約2年大川橋の仮店舗で営業をしていた老舗の「浅草 おでん大多福」。2019 年10 月3 日、創業の地に再び灯りがともった。

解体された古材を倉庫に保管しながら再利用できるものを選び出し、大旦那(4 代目)の舩大工安行さんは職人さんと楽しみながら新店舗の内装に取り組んだ。1 階の使いこなされたカウンターや、撫でられ、つるつるになった柱、2 階の入り口扉、常連さんの名前の入った「ちろり」がかけられた棚など、歴史を刻して愛されてきたお店の様子が伝わってくる。

新装・大多福には、大旦那の孫の海斗さんが加わり、5代目の茂さんと三代で老舗の味を守る。1 階はおなじみさん用の隠れ家のような趣で、大旦那がカウンターに立つ。2 階はカウンター席と、テーブルの個室があり、それぞれ「日和」「柳緑」「可惜夜」など、海斗さんが思いを込めて命名したそうだ。大根330 円、銀杏550 円、はんぺん470 円、こんぶ110 円など約40種がある。品書きの筆や、お皿のデザインは大旦那の〝作品〟。老舗「浅草 おでん大多福」で、日本の伝統食を愛でる贅沢なひとときを楽しみたい。

〔住〕台東区千束1-6-2 NS言問ビル 〔問〕03-3871-2521
〔営〕16:00 ~ 23:00(月曜〜土曜)、16:00 〜 22:00(日曜・祝日)
〔休〕年末年始(12/30 ~ 1/5)を除き無休


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