現代アートの巨匠、ゲルハルト・リヒターの個展「ゲルハルト・リヒター展」

 現代アートの巨匠、ゲルハルト・リヒターの待望の個展が、東京国立近代美術館で開催されます。2012年のオークションでは存命作家の最高落札額(当時/2132万ポンド=約27億円)を更新するなど、世界のアートシーンで常に注目を浴びてきたリヒターですが、2022年の今年、90歳を迎えました。60年にわたる創作活動では、油彩画、写真、デジタルプリント、ガラス、鏡など多岐にわたる素材を使い、具象と抽象の表現を行き来しながら、人がものを見て認識するという原理に、一貫して取り組み続けてきました。本展では、手放さず大切に手元に置いてきた財団コレクションおよび本人所蔵の作品を中心に、最新作のドローイングを含む貴重な作品約110点が初めて一堂に会します。

ゲルハルト・リヒター《アブストラクト・ペインティング(CR:952-2)》油彩、キャンバス 2017 年 200×200cm ゲルハルト・リヒター財団蔵 © Gerhard Richter 2022 (07062022)

ゲルハルト・リヒター 《ビルケナウ》 2014年 ゲルハルト・リヒター財団蔵 油彩、
キャンバス 各260×200cm © Gerhard Richter 2022 (07062022)

(CR:937-1)
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 近年の大作《ビルケナウ》は、幅2m、高さ2.6mの作品4点で構成される巨大な抽象画で、ホロコーストを主題としており、リヒターにとっても重要な位置を占める作品です。日本では本展が初めての公開となります。

Photo: Dietmar Elger, courtesy of the Gerhard Richter Archive Dresden© Gerhard Richter 2022 (07062022)

ゲルハルト・リヒター (Gerhard Richter)
1932 年、ドイツ東部、ドレスデン生まれ。ベルリンの壁が作られる直前、1961 年に西ドイツへ移住し、デュッセルドルフ芸術アカデミーで学ぶ。コンラート・フィッシャーやジグマー・ポルケらと「資本主義リアリズム」と呼ばれる運動を展開し、そのなかで独自の表現を発表し、徐々にその名が知られるように。その後、イメージの成立条件を問い直す、多岐にわたる作品を通じて、ドイツ国内のみならず、世界で評価されるようになる。ポンピドゥー・センター(パリ、1977 年)、テート・ギャラリー(ロンドン、1991 年)、ニューヨーク近代美術館(2002 年)、テート・モダン(ロンドン、2011 年)、メトロポリタン美術館(ニューヨーク、2020 年)など、世界の名だたる美術館で個展を開催。現代で最も重要な画家としての地位を不動のものとしている。


ゲルハルト・リヒター展

会期:6月7日(火)~10月2日(日)
会場:東京国立近代美術館 千代田区北の丸公園3-1
開館時間:10:00~17:00(金・土曜は10:00~20:00)入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(ただし7/18,9/19(月・祝)は開館)、7/19(火)、9/20(火)
公式サイト:https://richter.exhibit.jp/
巡回情報:10月15日(土)~2023年1月29日(日)豊田市美術館
観覧料:一般2,200円、大学生1,200円、高校生700円、中学生以下無料 


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