2月11日(金・祝)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー!
『ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』と『海は燃えている〜イタリア最南端の小さな島〜』でベルリン、ヴェネチアをドキュメンタリー映画で初めて制し、アカデミー賞®ノミネートも果たした名匠ジャンフランコ・ロージ監督最新作『国境の夜想曲』が公開される。本作は、イラク、クルディスタン、シリア、レバノンの国境地帯で約3年の歳月をかけて撮影された。

2011年の9.11同時多発テロ、2010年のアラブの春に端を発し、直近ではアメリカのアフガニスタンからの撤退と、侵略、圧政、テロリズムにより多くの人々は犠牲になっている。そんな地を、ロージ監督は通訳を伴わず一人旅をし、そこに残された者たちの声に耳を傾ける。
「どんな場所でも、どんな夜でも、必ず朝は来る」
9.11から20年、戦争に翻弄され、分断された世界であっても、そこには、夜の闇から一条の光を待つ人々のささやかな営みを、ロージ監督は見出した。
作品の詳しい紹介は、「comoleva scramble」をご高覧ください。
監督・撮影・音響:ジャンフランコ・ロージ
配給:ビターズ・エンド
イタリア・フランス・ドイツ/2020年/104分/アメリカンビスタ(1:1.85)/アラビア語・クルド語/原題:NOTTURNO