坂本冬美 芸能生活三十五周年記念公演
泉ピン子 友情出演
1996年にデビュー10周年を記念した、明治座初単独座長公演以来、今回明治座14回目の出演、8回目の座長公演となる坂本冬美。今回の公演には、前回2019年6月の公演でも坂本と息ピッタリの名コンビぶりを見せた泉ピン子が友情出演として再び登場。第一部の芝居『かたき同志』は、橋田壽賀子の脚本、石井ふく子の演出により、これまで何度も上演されてきた人気芝居で、やはり明治座で上演された藤山直美と三田佳子の組み合わせによる舞台が記憶に新しい。大川に隔てられた屋敷町と下町でまったく違う暮らしをする娘と息子が恋仲となり、母親同士の大げんかが勃発! 女の意地と母子の愛情が絡み合う、笑いあり涙ありの人情喜劇。橋田&石井コンビならではのセリフと動きの応酬に、坂本と泉が挑む。笑って泣いて元気になれる傑作人情喜劇が、コロナ禍にあって嬉しい。

第二部『坂本冬美オンステージ2021 艶歌の桜道(うたのはなみち)』では、デビュー曲「あばれ太鼓」、大ヒット曲「夜桜お七」「また君に恋してる」など名曲の数々はもちろんのこと、桑田佳祐が作詞・作曲を手がけ、昨年のNHK紅白歌合戦でも披露した話題の新曲「ブッダのように私は死んだ」も歌唱予定。88年に紅白歌合戦に初出場し、昨年末で通算出場回数も32回を数え、忌野清志郎、細野晴臣とのユニット「HIS」など、さまざまなコラボレーション作品にも積極的に挑戦し、ジャンルを超えた歌の世界を披露する坂本冬美ならではの芸能生活35周年の集大成とも言える見どころ満載のステージが届けられるだろう。
〔第一部〕『かたき同志』作:橋田壽賀子 演出:石井ふく子 美術:中嶋正留
出演:坂本冬美 泉ピン子
京野ことみ 丹羽貞仁/三田村邦彦 ほか
〔第二部〕『坂本冬美オンステージ2021 艶歌の桜道(うたのはなみち)』
〔公演期間〕2月26日(金)~3月15日(月)
〔会場〕明治座(東京都中央区日本橋浜町2-31-1)
〔開演時間〕11:00/16:30(予定)
〔料金(税込)〕S席(1・2階席)13,500円、A席(3階席)6,500円 ※6歳以上有料、5歳以下のお子様のご入場はご遠慮ください。
〔問〕明治座チケットセンター03-3666-6666(10:00~17:00)
