生田斗真はじめ演劇界屈指の精鋭たちが大集結

シス・カンパニー公演

ほんとうのハウンド警部


 テレビドラマや映画など映像作品においてもそうだが、その度新鮮な表情と演技を見せてくれ次回作を楽しみに期待させてくれる俳優・生田斗真。『サド公爵夫人』『かもめ』『偽義経冥界歌』『オレステイア』など彼の出演舞台を観ると、この人は本当に舞台が好きなんだろうなと思える。だから、彼の演技は説得力を持って観客に受け入れられる。

 本日3月5日に初日を迎える新作舞台『ほんとうのハウンド警部』は、2017年に菅田将暉と共演した舞台『ローゼン クランツとギルデン スターンは死んだ』と同じく、英国演劇界の至宝と言われるトム・ストッパードの戯曲で、演出の小川絵梨子とはそのとき以来4年ぶり2度目のタッグとなる。今、観客が実際に観ている芝居に加え、もうひとつの劇中劇が展開され、その劇構造を巧妙に交錯させながら、ストッパードは二重三重の劇世界へと仕かけていく。そして、生田斗真が「絶対に劇場で観たくなるメンバー」と自信をもって言う、思わずグイと身を乗り出してしまう共演者がそろった。

『レ・ミゼラブル』はじめ多くのミュージカルでの活躍に加え、NHK連続テレビ小説「エール」でテレビドラマ初出演し大きな反響を呼んだ吉原光夫、映画、テレビドラマに加え、『ペールギュント』『風博士』など着実に舞台にもその爪痕を遺し注目されている趣里、最近ではバラエティ「LIFE!~人生に捧げるコント~」でも軽妙かつ品のある怪演で茶の間をわかせ、昨年出演の舞台『獣道一直線!』の演技で、今年度読売演劇大賞優秀女優賞受賞の池谷のぶえ、『ガラスの動物園』『修道女たち』『ボーイズ・イン・ザ・バンド~真夜中のパーティー~』など、今や舞台に欠かせない俳優で、テレビドラマでも引っ張りだこの鈴木浩介、現在NHK大河ドラマ「青天を衝け」に出演中で、「真田丸」で演じた大蔵卿同様に貫禄を見せているが、やはり『地獄のオルフェウス』や『百年の秘密』など舞台で出会うと思わず観客をニンマリとさせる峯村リエ、昨年の舞台『十二人の怒れる男』などの演技で本年度読売演劇大賞最優秀男優賞に輝いたように、名人芸とも言える自然な役の見せ方で、観客をその都度うならせる山崎一という俳優陣。

写真提供:シス・カンパニー

 いまだ緊急事態宣言下にある中で、この予測不能でスリリングなストッパードの巧妙に築き上げられた芝居に取り組む、主演の生田斗真と演出家の小川絵梨子のコメントを紹介しておこう。

「ストッパードらしさにあふれた構造で、どこまでが現実で、どこからが虚構なのか…その境界線が溶け合っていく感じは、まさに演劇でなければ表現できない世界です。小川絵梨子さんは何事にも妥協することなく、常に前向きにトライし続ける演出家。そんな小川さんや、まさに〝演劇モンスター〟と言える信頼する共演者の皆さんと一緒に、戯曲を掘り下げていく稽古場での作業は、とにかく充実していました。いよいよ開幕の日を迎えます。ご来場いただく皆さんにもいろいろとご不便な思いをさせてしまうことも多いのですが、だからこそより一層、お客様を含めた全員で一緒に舞台を作っているという実感があります。これまで以上にお客様との繋がりを感じながら、毎日の舞台を精一杯努めます。是非、皆さんも楽しんでください! お待ちしています!」(生田斗真)。

「演劇のおもちゃ箱のような世界を、毎日、素敵な役者さんたちと一緒に探検していた稽古場でした。劇構造の面白さを再認識できるような哲学的な脚本でありながら、実はシニカルで思いっきり笑えるコメディなんです。「ストッパード? 難しそう…」とあまり構えずに、演劇ならではの面白さが詰まった不思議な世界をお楽しみください。生田斗真さんとは、『ローゼン クランツとギルデン スターンは死んだ』以来4年ぶりです。前回、周りをすごく引っ張ってくださって、年下なのに「兄貴」という感じでした。

前にどんどん進んでいく感じとか、まるで年上のように頼りになるところとか、当時と全く印象が変わっていません。今回も、やはり頼りがいのある「兄貴」ですね」(小川絵梨子)

 今、開幕ベルが鳴り始めた。


作:トム・ストッパード 演出:小川絵梨子 翻訳:徐賀世子
出演:生田斗真 吉原光夫 趣里 池谷のぶえ 鈴木浩介 峯村リエ 山崎一

〔公演日程〕3月5日(金)~3月31日(水)
〔会場〕Bunkamuraシアターコクーン(東京都渋谷区道玄坂2-24-1))

〔料金(全席指定・税込)〕S席12,000円、A席9,000円、コクーンシート5,500円
※小学生未満のお子様はご入場いただけません。
※劇場内では、必ずロビー、客席ともに常時マスクを着用ください。
〔問〕シス・カンパニー ℡.03-5423-5906

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