ミルヴァン フィオーリ

 オープンは2013年の12月で、カウンター4席、テーブル20席のイタリアンレストラン。店名のミルはフランス語で千、ヴァンはワイン、フィオーリはイタリア語で花の意。千本くらいのワインが花のようにありますよ、という意味らしい。

千本とまではいかないが常時百本くらいのナチュール(自然派)ワインがストックされている。

 メニューを見せてもらうと、日付が入っている。どうやらメニューは日替りのようだ。シェフで店長の藤木義之さんに、おまかせで3品作ってもらうことにした。まずは〈白イカとパクチー、春菊のサラダ〉。仕入れによって白イカが炙り鯖になることもある、ナンプラー風味のアジアンハーブサラダだ。横田さんは白ワインを注文。

 横田さんの兄は、ワインに魅せられてイタリアに渡り、 そのままフィレンツェに 20 年以上住んでいるという。「香りがいいし、しゃきしゃきとした歯ごたえがあっておいしいですね。シモキタの店は結構知っていて、一昨日も地元の友人たちとすぐ近くで飲みましたが、この店は知らなかったな」と、食べ姿がダンディな横田さん。

〈華味鶏とアサリ、佐土原茄子の軽い煮込み〉はポルトガル料理に近い味わい。

白イカとパクチー、春菊のサラダ
おいしい〝雲〟を食べているようだと横田さんも気に入った
〈ズワイガニとラクレットチーズのスフレオムレツ〉は、大人のプリンのようだ。

 そしてふわふわの〈ズワイガニとラクレットチーズのスフレオムレツ〉。 「これ、すごいですね。おいしい〝雲〟 を食べているような感覚で、まさに大人のプリン。これ作るの大変じゃないんですか」とシェフに訊ねる。「女性グループだと1つ注文してすぐに追加されることが多いので、結構大変です」と藤木シェフも苦笑い。

 散歩しながら偶然見つけて入ってくる客も少なくないらしい。下北沢はにぎやかな部分と閑静な部分、いろんな要素がバランスよくかみ合った町で、日によっても町の雰囲気が変わる、というのが植田マネージャーの印象。町は人が作るのだ。

日本酒などにもあうように和のテイスをあしらったり、ナンプラーなどを使用して料理に奥行をもたせる、新感覚のイタリアン。南部鉄器で焼いたふわふわの〈ズワイガニとラクレットチーズのスフレオムレツ〉850円、〝鶏のフォアグラ〟白レバーのほろ甘いプリン〈レバープリン ポートキャラメルソース〉500円は人気の一皿。当日のメニューにはその他に〈骨ごと鯖のリエット青唐麹のせ〉500円、〈焼きパテ・ド・カン パーニュ〉700円、〈ウサギのフリット〉800円、〈釜揚げシラスと九条葱のペペロンチーノ〉1,000円、荏胡麻の香りの〈サルシッチャとトウモロコシのスパゲティ〉1,100円、魚醤を使ってタレ焼きにした赤ワインにも合う〈ベルギー産オリーブポーク肩ロースのガルムグリル〉1,700円などの料理が並んでいた。

Millevin-Fiori ミルヴァン フィオーリ
〔住〕世田谷区代沢5-35-8 〔 問〕03-6453-4230 〔営〕17:00〜24:00 (フードL.O.22:30) 日曜営業 [休]毎週水曜、不定休

サントリー美術館様

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