Bar Kokage バー・木家下

カウンターには開高建の定席がある。店内を見わたせるその場所には、〝Nobless Oblige~位高ければ、努め多し~〟と刻まれたプレートがはめ込まれ、後ろにはあの人懐っこい笑顔のパネル。まさに開高建が、ここにいる。

赤坂見附、国道246側の一ツ木通りの入り口に「Bar Kokage(バー・木家下)」はある。足かけ40年になろうとしている店内の設えは、創業バーテンダーの趣味のよさそのままに、現在の若きオーナーバーテンダー・児玉亮治さんに引き継がれた。木製のカウンター、ピアノ、レトロな家具調度類が時を超えて常連たちを迎えてきた。
「古いバーの名店が一代限りでなくなってしまうのは、残念ですから。もうこういう店は二度と造れません」と児玉さん。その児玉さんが店にふさわしいビールを提供したいと模索していたときに、サントリーの「~ザ・プレミアム・モルツ~ マスターズドリーム」と出合った。

「これは凄い、と。これまでのビールの枠組みにない香り、味も濃くてしかもキレる。奥行が深く今までにないスケール感だと思った」と述懐する。
「Bar Kokage(バー・木家下)に行けば、開高建の臨席で児玉さんがサーバーから静かに丁寧に注ぐ最高の「マスターズドリーム」が愉しめる。

「あぁ!楽しからず哉 わが人生に乾杯!」

愛用したパイプやカウンターのプレート、ピアノの上はまるで作家・開高建作品の書棚然として、Bar Kokageは、開高建ミュージアムのような趣だ。

Bar Kokage(バー・木家下)
[住] 港区赤坂4-1-1 小泉ビルB1F
[問] 03-3582-5944
[営] 17:00~翌2:00(月~金曜) 16:00~23:00(土曜)
[休] 日曜・祝日

サントリー美術館様

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