グラス片手にスイング、大人の夜を愉しむ

東京倶楽部 水道橋

1990年にオープンのジャズ・ライブ・クラブで、基本的に3rdステージで構成されている。店長の奥田勉さんはじめ音楽好きが夜毎集い、ジャズの話で盛り上がっている。生ビール、ギネス・ドラフト、コロナ・エキストラ、ショートカクテル、ロングカクテル、カルボナーラ、スパイシー・ミックスピザ、チキンバスケット、チーズの盛り合わせなど。

[住]千代田区神田駿河台2-11-16 さいかち坂ビルB1F
[問]03-3293-6056


BLUE NOTE TOKYO

ニューヨークの名門ジャズクラブ〝BLUE NOTE”の姉妹店で、世界一流のアーティストたちのライブを食事・飲食ともに楽しめるジャズクラブ&レストランとして、日本のジャズのメッカともいえる存在である。オープン以来トニー・ベネット、ミルト・ジャクソン、アート・ブレイキー、B.B.キング、ボズ・スキャッグス、チャック・コリア、ディオンヌ・ワーヴィック、ラリー・カールトン、レオン・ラッセル、オスカー・ピーターソン、シーラE、カウント・ベイシー・オーケストラなどなど、ビッグ・アーティストたちがブルーノート東京のステージからジャズの楽しさを発信している、ここでの楽しみの一つは本格的なフランス料理を味わえることだ。前菜、メインの食事を厳選されたワインとともにいただき、その後お酒を飲みながらアーティストたちの名演に酔いしれる。

 この夜のライブはチェリスト溝口肇さんとチェロカルテット&ピアノ。スコットランド民謡のアニーローリーから、スティング、キングクリムゾン、カザレスの鳥の歌など、チェロの魅力や可能性をひろげるという試みのステージで、ここで聴くチェロの音はどこかジャジーで都会的であった。

[住] 港区南青山6-3-16 ライカビル
[問] 03-5485-0088


12年前に急逝した日本が誇るトップジャズドラマーの日野元彦氏夫人日野容子さんが、1980年に六本木にオープンしたジャズクラブ。バート・バカラックの曲「アルフィー」を歌ったカーメン・マクレエのアルバム『ALFIE』のジャケットデザインや色使い、カーメン・マクレエの声が気に入って店名とした。六本木には容子さんの出身地神戸のような雰囲気があるという。店長の下田路貴さんは芸大出身で、ジャズと近い場所で仕事をしたくてこの店に勤める。予約もすることなく、フラッと立ち寄れるのが街のジャズクラブの魅力だ。

そして街のジャズクラブには入れ替えがないので、カウンター席、フロアー席、5段上がったもう一つのフロアー席とライブに合わせて好きな席で思う存分ジャズを楽しむことができる。バータイムには3,000枚以上あるLPがかけられる。
毎年5月13日の元彦氏の命日を含む2週間は「TOKO MEMORIAL WEEK」としてTOKOさん(元彦氏の愛称)ゆかりのミュージシャンが集まる。下田さん曰く「ジャズは街のどこかで流れている曲。とにかく生で聴く音楽は違うということをぜひ味わってもらいたいんです」と。ミュージシャンと客とが一体感を味わえる心地よい距離感がここにはある。alfieオリジナルピザ、ヨーコママの自家製野菜カレー、厚切りベーコンとキャベツのパスタなど。

[住] 港区六本木6-2-35 ハマビル5F
[問] 03-3479-2037


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