原田美枝子

「心を動かされる すばらしい戯曲に めぐりあいました」
 
撮影:2019年6月4日 三軒茶屋 Bar M にて

 Photo:福山楡青

昨年は新国立劇場の舞台『誤解』に出演させていただきましたが、今年もまた第68回トニー賞戯曲賞ノミネート作品であるテレンス・マク ナリー原作のストレート・プレイ『MOTHERS AND SONS~母と息子~』(7/26~8/4 サンシャイン劇場〔問〕サンライズプロモーション 東京0570-00-3337)で舞台に立ちます。

この作品は、本作の演出を務められる三ツ矢雄二さんが、性的マイノリティであるLGBTとは何なのかをより理解してもらうためにと立ち上げプロデュースなさる、優れたLGBTの戯曲を紹介するユニットLGBT THEATERの第一弾です。私は、一人息子をエイズで失い、夫にも死なれ、一人ぼっちになったキャサリンという役を演じます。

「息子はなぜエイズで亡くなったの? なぜ自分は孤独で、あなたたちは幸せなの?」と、息子の元恋 で、同性婚の相手と暮すゲイの男性を問い詰めていきます。

まず、脚本が面白かったですね。読み進める中でどんな展開になるのだろうと、グイグイ物語に引き込まれていきました。私の年齢になると、面白いなと思える役に出会うチャンスというのが、段々少なくなってきます。優しいお母さん、認知症の妻、人生を卒業していくお婆さんというような役柄が多くなってきました。もちろんその役を楽しみなが ら一生懸命に演じています。

でも女の人ってそういうことだけではなくて、人生を生きてきた面白さとか、深さとか苦しさだとか、いろいろとあると思うんですが、そんな役に会えそうで、実はあまり出会えていないんです。それをこの作品に見つけられたと感じました。

……続きはVol.40をご覧ください。


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