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都心に出現した新しい街[虎ノ門ヒルズ]一帯が、光に包まれるアートイベント、11月13日(月)から。

 10月6日(金)、虎ノ門ヒルズ ステーションタワーが開業したばかりの虎ノ門ヒルズ界隈と新虎通りと名付けられた各所に光のアート作品が展示され、街を回遊しながらライトアートを楽しもうという新しいイベント「TORANOMON LIGHT ART」が、11月13日(月)~2024年1月8日(月・祝)に開催される。

 本イベントは光のフェスティバルの先駆けとも言えるオランダ・アムステルダムの「Amsterdam Light Festival」を運営するLight Art Collection(LAC)とパートナーシップを結んで実施されるといい、無数の光の点が、蛍の浮遊を模倣するように宵闇を飛び交うインスタレーションや、数百匹もの光り輝く蝶が群れをなして飛行するインスタレーションなどがエリア全体をつなげる。アーティストや建築家、プロダクトデザイナーが手がける芸術性の高い作品に目を奪われることだろう。

▲Aether & Hemera≪On the Wings of Freedom≫ Italy  数百匹もの光り輝く蝶が群れをなして飛行するインスタレーション。一羽の蝶の羽ばたきがはるか彼方で大きな嵐を引き起こす現象を意味する「バタフライエフェクト」から着想を得て、社会変容に対するメッセージを投げかけている。

 「虎ノ門ヒルズ」という「街」の完成によってビジネスの拠点としてだけではなく、最先端の文化発信やエンターテインメント、商業の拠点としても新たな賑わいが期待されている。新しい虎ノ門の冬を楽しみたい。

▲OMA NY/Shohei Shigematsu≪Five Stars≫US  虎ノ門ヒルズ ステーションタワーの建築をデザインした重松象平/OMA NYによる、特別インスタレーション。人、水、自然光、電車、車などの「動き」が集約されるアトリウムに浮遊するモビールは、変わりゆく空気や光の動きを可視化する。五つの星は虎ノ門ヒルズエリアの五棟の建築群であり、それらがゆっくりと回転する様は、ダイナミックに変化する虎ノ門の街を表現している。

 

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