よかれと思ってやっていた生活習慣──
・白米なしであれば焼肉は太らない──✖
・回転寿司に行ったらサーモンやマグロ赤身──✖
・健康的に痩せたいから牛乳は欠かせない──✖
・糖質ゼロのビールや蒸留酒なら太らないはずだ──✖
・ダイエットのため、おやつはナッツにしている──✖
これらは、今すぐやめるべきNG習慣のようである。
ダイエット情報があふれ、いくつか試してはみたものの、効果がでなくて挫折した経験をお持ちの方も多いはず。
30万人を診てきた、医師の奥田昌子氏の著書『これをやめれば痩せられる』では、ダイエットのためにやることを増やす「足し算思考」ではなく、ムダをはぶく「引き算思考」を長く続けることで、減量を成功させることを目指している。具体的なダイエットのNG習慣をランキング形式で紹介し、その理由と改善策が分かりやすく解説されている。
そして、欧米人とは異なる日本人の体質にあった痩せ方を明らかにしている。夏に向けダイエットを始めたいけれど何から手を付けて良いかわからない方、健康診断の結果をみて痩せなければと思っている方、必読の一冊である。
【著者プロフィール】奥田 昌子
医学博士 京都大学大学院医学研究科修了。内科医。京都大学博士(医学)。博士課程にて基礎研究に従事。生命とは何か、健康とは何かを考えるなかで予防医学の理念にひかれ、健診ならびに人間ドック実施機関でのべ30万人以上の診察/診療にあたる。海外医学文献と医学書の翻訳もおこなってきた。航空会社産業医を兼務し、ストレス対応を含む総合診療を続けている。著書に『欧米人とはこんなに違った 日本人の「体質」』(講談社ブルーバックス)、『内臓脂肪を最速で落とす』(幻冬舎新書)、編訳書に『病気にならない体をつくる 超訳 養生訓』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。