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【お出かけ情報】人気の観光地・飛騨高山で、香水瓶をはじめとするルネ・ラリックの美術品を鑑賞する!

 国内外から年間約442万人(2024年度)が訪れる人気の観光地「飛騨高山」。何といっても江戸時代の面影を残す古い町並みや市内中心部を流れる宮川にかかる「中橋」、国の史跡「高山陣屋」など見どころがたくさんある。少し足をのばせば、北アルプスの絶景が楽しめる新穂高ロープウェイ、神秘的な飛騨大鍾乳洞は、自然のダイナミズムを感じることができることだろう。仏ミシュランの実用旅行ガイド『ボワイヤジェ・プラティック・ジャポン』では3ツ星を獲得している。
 そんな飛騨高山に、ミシュラングリーンガイドジャポンで7期連続3つ星に輝いた旧飛驒高山美術館(1997~2020年)の美術品を受け継ぎ、2024年4月に「飛騨高山美術館」がグランドオープンした。世界中から集められたアール・ヌーヴォー、アール・デコ期のガラスや家具など装飾美術品がメインに展示されている。展示室内は、照明・音響・香りといった五感に訴える演出を採用し、従来にない没入体験のできる美術館だ。

 今年は、パリで1925年に開催された「アール・デコ展」から100周年となる記念の年である。100周年を記念し、本館で所蔵しているアール・デコの美術品を新たに展示し、アール・デコ展をテーマとしたイベントが約1年にわたって開催される予定。現在、子供向けの作品探しのイベント「いきものをさがせ」も開催している。

▲飛驒高山美術館のシンボルでもある「シャンゼリゼ・ショッピングアーケイドの噴水」もラリックによるもので、アール・デコ展の翌年に制作され、来年100周年を迎える。


アール・デコ100周年展」ルネ・ラリック ~輝きと香り~
開催期間:開催中~2026年夏ころまで
所在地:岐阜県高山市上岡本町 1 丁目 124 番地 1 (サンクチュアリコート高山内)
開館時間:午前10:00~午後5:00
電話番号:0577-40-1007



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