東京藝術大学は、その前身の東京美術学校の開校前から135年以上にわたり、学生の学びに役立つものを古今東西を問わず収集するという方針のもと作品や資料の収集を進めてきた。そのなかには、歴代の教員や学生の作品、教材なども数多く含まれており、現在では約3万件を超える充実したコレクションとなっている。
「藝大コレクション展2025」では、《絵因果経》や《小野雪見御幸絵巻》、尾形光琳《槙楓図屏風》などの古画の名品をはじめ、橋本雅邦《白雲紅樹》、令和5年度に修復を終えた高橋由一《花魁》などの近代美術の代表作、彫刻家・平櫛田中(1872−1979)が学生教育のために蒐集した「平櫛田中コレクション」、退任する教員が今後の教育・研究への貢献を願って寄贈した作品、そして収蔵後、初公開の令和の新コレクションが紹介される。
藝大コレクション展2025 名品リミックス！
会期：10月7日(火）～11月3日(月・祝）
会場：東京藝術大学大学美術館 本館 展示室１
開館時間：10：00～17:00（入館は16:30まで）
休館日：月曜日、10月14日(火）
＊※ただし、10月13日（月・祝）、11月3日（月・祝）は開館
観覧料：一般500円、大学生250円 高校生以下、18歳未満は無料
お問い合わせ：050-5541-8500（ハローダイヤル）
【東京藝術大学大学美術館 公式サイト】 https://museum.geidai.ac.jp