皇居三の丸尚蔵館では、9月10日(火)~10月20日(日)の期間、「花鳥風月─水の情景・月の風景」が開催される。
皇居三の丸尚蔵館には、日本を中心とする東洋の美術工芸品のほか、幅広い時代、地域、分野の名品が収蔵されているのは周知のとおりであるが、本展では、皇室へ献上されたり、買い上げられ伝えられてきた近代の書画と書跡から雨、滝、月をあわらわした作品が取り上げられる。あわせて、江戸時代から大正時代の漆工や金工などの工芸品からも、雨、滝、月をあわらした作品が展示される。
帝室技芸員として活躍した海野勝珉、濤川惣助、川之邊一朝、香川勝廣、塚田秀鏡らの工芸品や川合玉堂、橋本関雪、上村松園らの日本画など、名品の数々を堪能できる機会となる。
会期中、本展の研究員が展示作品から数点をピックアアップして解説する関連イベントが、9月20日(金)、10月4日(金)の18時35分から展示室で開催される。(参加申し込み、参加費不要、ただし当日有効の入館チケットが必要)。9月27日(金)、10月18日(金)の両日、閉館後の18時~20時、特別鑑賞会が開催される。詳細は公式サイトを高覧ください。
花鳥風月─水の情景・月の風景
会期:2024年9月10日(火)~10月20日(日)
会場:皇居三の丸尚蔵館(千代田区千代田1-8 皇居東御苑内)
休館日:月曜日(ただし、9月16日、9月23日、10月14日は開館し、翌火曜日休館)
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
展覧会特設HP:https://pr-shozokan.nich.go.jp/2024moonandwater/