脳梗塞はよく聞く病気だが、詳しく知る人は少ない。それを体験したのが『向日葵の丘 1983年夏』『朝日のあたる家』等で知られる太田隆文監督。「僕の闘病生活が誰かの役に立てば」と、自身の経験を映画化した。太田は、17年間休まず映画作りを続け、そのために脳梗塞になった。心臓機能は危険値、両目とも半分失明。検査、治療、入院、手術、リハビリの日々を経験し、それを映画でリアルに再現した。闘病中は、的外れな助言や嫌がらせの他、悪気はないのに病人を踏みつける人たちもいた。そんな時、家族や友人はどうすべきか？ やがて気づいた大切なことを、暗い難病物語にはせず、笑いと感動で描いたノンフィクション映画である。
主人公・大滝隆太郎役は窪塚俊介、隆太郎の妹役に藤井武美、母役に田中美里、隆太郎をネットで応援する友人役で藤田朋子、佐野史郎らが出演。
Story
１人暮らしの映画監督・大滝隆太郎は突然、脳梗塞を発症。目がよく見えない。言葉もうまく出ない。心臓機能が20%まで低下、夏の猛暑で外出は危険。友人に電話しても「お前が病気？笑わせるなよー」と言われ、SNSに闘病状況を書いても、的外れな助言や誹謗中傷ばかり。「俺はこのまま孤独死？」と追い込まれるが、意外な人たちから救いの手が？ 本人には悲劇、周りの人たちには喜劇？病気と医療を笑いと涙で描く社会派現代劇。
『もしも脳梗塞になったら』
12月20日(土）より新宿K’s cinemaほか全国順次公開
出演：窪塚俊介 藤井武美
水津亜子 久場寿幸 冨田佳輔 並樹史朗 酒井康行 嵯峨崇司 仁科貴 安部智凛
奈佐健臣 川淳平 杉山久美子 田辺愛美 飯島大介 三輪和音 新宮里奈 宮本弘佑 鯛中蓮都
藤田朋子 田中美里 佐野史郎
配給：渋谷プロダクション
監督・脚本：太田隆文
©シンクアンドウィル 青空映画舎
特別鑑賞券プレゼント：3組6名様
応募〆切：12月14日（日）