
なかがわ りゅうたろう
映画監督、詩人。1990年、川崎市生まれ。慶應義塾大学文学部 国文学科卒業。高校在学中に詩集『雪に至る都』を出版。詩人としては、やなせたかし主宰「詩とファンタジー」誌などを中心に活動。 09年には『椅子』で「詩とファンタ ジー」年間優秀賞を最年少で受賞。大学進学後、独学で映画製作を開始。12年、自主制作で監督した『Calling』がボストン国際映画祭で最優秀撮影賞受賞、『雨粒の小さな歴史』がニューヨーク市国際映画祭に入選。14年に『愛の小さな歴史』 が、15年に『走れ、絶望に追いつかれない速さで』が、東京国際映画祭スプラッシュ部門に2年連続入選を史上最年少で果たす。17年には『四月の永い夢』(18年春公開予定)が、モスクワ国際映画祭国際批評家連盟賞と、ロシア批評家連盟特別表彰の2冠に輝いた。現在、『四月の永い夢』の日本凱旋上映のための、上映資金目標金額を5百万円に設定したクラウドファンディングを実施。2021年、Huluオリジナルドラマ「息をひそめて」(全8話)が4月23日より配信予定。