時代劇専門チャンネルにてシリーズ第1作~第7作を連続放送!
◆2月15日(土)よる7:00/3月16日(日)ひる12:30
「三屋清左衛門残日録」 (2016年:オリジナル時代劇)

2015年、藤沢周平の時代小説を映像化する一大プロジェクト〝藤沢周平新ドラマシリーズ〟の一篇として製作された北大路欣也主演「三屋清左衛門残日録」の記念すべき第1作。東北の小藩で用人を務めた三屋清左衛門は、仕えた藩主の死とともに職を辞し、息子に家督を譲って隠居生活を始める。悠々自適な日々を思い描いていたものの、得も知れぬ空白感に襲われ、それを埋めるべく日記「残日録」を記すことにする。そんな中、清左衛門のもとに様々な事件が持ち込まれ、解決に奔走することになる。そして、いつしか藩を二分する政争に巻き込まれてゆく。親友の町奉行・佐伯熊太役の伊東四朗、息子の妻・里江役の優香、小料理屋「涌井」の女将・みな役の麻生祐未ら豪華レギュラー陣が揃った。
原作:藤沢周平『三屋清左衛門残日録』(文春文庫刊) 監督:山下智彦 出演:北大路欣也/優香/渡辺大/中村敦夫/麻生祐未/伊東四朗 ほか
◆2月15日(土)よる9:00/3月16日(日)午後2:30
「三屋清左衛門残日録 完結篇」 (2017年:オリジナル時代劇)

隠居生活にも慣れ日々の暮らしを楽しみ始めた清左衛門だったが、幼馴染から家老への仲介を頼まれたり、零落してしまった旧友との再会があったり、小料理屋「涌井」の女将の窮地を救ったりと、多忙な日々を過ごしている。そんなとき現藩主の弟が急死したとの報に、どこかきな臭さを感じとる清左衛門のもとを用人が訪れたことから、用人とともに藩政を牛耳る一派の所業を糾弾するべく筆頭家老と 対峙する。前作からのお家騒動の結末を描く待望の完結篇。
原作:藤沢周平『三屋清左衛門残日録』(文春文庫刊)
監督:山下智彦
出演:北大路欣也/優香/渡辺大/鶴見辰吾/金田明夫/小林綾子/寺田農/笹野高史/麻生祐未/
伊東四朗 ほか
◆2月22日(土)よる7:00/3月23日(日)ひる12:30
『三屋清左衛門残日録 三十年ぶりの再会』 (2018年:オリジナル時代劇)

親友の佐伯熊太をはじめ、かつての道場仲間を集めて三十年ぶりの旧交を温める清左衛門。若かりしころの話に花を咲かせ楽しい一夜を過ごす清左衛門たちの姿は、老いを感じつつも老境ならではの交友に、現代のシニア世代もわが身と重ね合わせてしまうのではないだろうか。藤沢周平作品の魅力の一つには、時を超えて今に通じる変わらない人の想いという普遍的な感情を共有できるところにある。その一方で、藩を揺るがす大事件が起きようとしていた。伊武雅刀、原田大二郎、高橋長英といったベテラン俳優の共演に味わいがある。前2作では描けなかったエピソードを集めた本作は、時系列的には第1作と第2作の間に位置する。人間愛にあふれる本作は、第8回衛星放送協会オリジナル番組アワードにて、大賞とドラマ部門最優秀賞を受賞。
原作:藤沢周平『三屋清左衛門残日録』(文春文庫刊)
監督:山下智彦
出演:北大路欣也/優香/渡辺大/戸田菜穂/田中幸太朗/伊武雅刀/原田大二郎/高橋長英/麻生祐未/伊東四朗 ほか
◆2月22日(土)よる9:00/3月23日(日)午後2:30
「三屋清左衛門残日録 新たなしあわせ」 (2020年:オリジナル時代劇)

趣味の川釣りと道場通いに隠居の日々を費やす清左衛門のもとを、嫁いだ娘が、ある日子どもを連れて訪れる。娘の様子に些か気がかりを感じたそんな折、先代藩主の側室だったおうめが父親知らずの子を身ごもったという話が耳に入ってきた。奥を仕切っていた滝野がそのことに立腹しているため、なだめてほしいと佐伯から頼まれる清左衛門は、かねてより清左衛門を疎ましく思っている筆頭家老が関わっていることを知る。北大路と同じ東映出身の三田佳子がゲスト出演。
原作:藤沢周平 『三屋清左衛門残日録』(文春文庫刊) /『静かな木』(新潮文庫『静かな木』所収)
監督:山下智彦
出演:北大路欣也/優香/美村里江/金田明夫/三田佳子/小林稔侍/麻生祐未/伊東四朗 ほか