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生誕百年記念展
企画展「秋山庄太郎写真展」
撮影指導などでしばしば訪れたゆかりの地、栃木県内をはじめ各地での「花」作品、人物ポートレート、初期の代表作など、生誕百年を記念し、写真家としての歩みを概観する。
〔会期〕2021年2月27日~3月28日
〔会場〕那珂川町馬頭広重美術館(栃木県)
参考図書
尾崎宏次『現代俳優論』(白水社、1957年)、秋山庄太郎『新劇への夢』(『カメラ毎日』1958年3月号、所収)、秋山庄太郎『おんな・おとこ・ヨーロッパ』(文藝春秋新社、1961年)、秋山庄太郎『裸のレンズ』(内田老鶴圃、1961年)、秋山庄太郎『蝸牛の軌跡』(日本カメラ社、1974年)、秋山庄太郎『役者の顔』(『日本カメラ』1974年3月号、所収)、秋山庄太郎『独居如接客 接客如独居』 (『PHP』編集部編『心を豊かにする100の言葉』PHP研究所、2014年、所収)、『昭和写真・全仕事series1/秋山庄太郎』(朝日新聞社、1982年)、秋山庄太郎『日々是好日』(日本写真企画、1984年)、藍野純治(他)『仲代達矢役者40年』(仕事、1991年)、秋山庄太郎『和洋花譜365日』(婦人画報社、1994年)、秋山庄太郎『私の履歴書』(『日本経済新聞』1993年6月1日~29日、連載)、秋山庄太郎『カメラひとつで飛び出して』(文藝春秋、1995年)、芦田伸介『歩いて走ってとまるとき』(勁文社、1996年)、秋山庄太郎『男の年輪』(秋山庄太郎自選集3、小学館、1999年)、秋山庄太郎『麗しの銀幕スタア』(小学館、2000年)、『美の追憶』(秋山庄太郎事務所、2005年)、『秋山庄太郎 花と女優』(名作写真館25巻、小学館、2006年)、山田一廣『冬の薔薇―写真家秋山庄太郎とその時代』(神奈川新聞社、2006年)、上野正人『美しきものをより美しく―秋山庄太郎』(『花美術館』第28号、2012年、所収)、秋山庄太郎写真芸術館編『写真家秋山庄太郎』(学研パブリッシング、2012年)、黒鉄ヒロシ『色いろ花骨牌』(小学館、2017年)、『美しきをより美しく―秋山庄太郎展』(佐倉市立美術館、2019年)
※上記のほか、新聞各紙・雑誌各誌及び各種WEBページ等を参照させていただきました。※秋山庄太郎の発言等の箇所は主に生前の本人談話をもとに記述。また引用の出典は割愛しました。また、人物の敬称は略させていただきました。

キュレーター。1954年東京都大田区生まれ。法政大学法学部法律学科卒業、同博物館学芸員課程修了。出版社勤務を経て、フリー。「サライ」「歴史群像シリーズ」などで企画・編集・執筆、企業広報誌の編集長をつとめる。美術館学芸員を経て、秋山庄太郎写真芸術館館長。編著に『科学からのメッセージ/カラーフィルム』『秋山庄太郎/美の追憶』『写真家秋山庄太郎』など多数。写真による福祉支援も目的とした「秋山庄太郎『花』写真コンテスト」を岳父秋山庄太郎と創設、「秋山庄太郎記念米沢市写真文化賞」などの審査、災害被災者支援、花や風景の撮影活動や写真文化活動支援、児童から高齢者まで対象に写真をたのしむ「ワークショップ」などに取り組んでいる。日本写真協会、全日本博物館学会、秋山庄太郎写真芸術協会、東京町田ペンクラブ会員。
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