サントリー芸術財団50周年「遊びの流儀 遊楽図の系譜」展

「遊びをせんとや生まれけむ」とは、平安時代末期の歌謡集『梁塵秘抄』の一節です。
古くからの主要な画題であった「風俗図」や「遊楽図」には、平安時代以来の貝合や蹴鞠、羽子板など、遊びに熱中する人びとが描かれています。また、中国において琴・囲碁・書道・絵画の四つの技芸は「琴棋書画」と呼ばれ、文人や君子のたしなみとされてきましたが、中世以降の日本文化においても、城郭の襖絵や、屛風のテーマとして流派を問わず多数制作されてきました。近世に入ると、花見や風流踊りに興じる「野外遊楽図」が流行します。江戸時代前期には幕藩体制が安定に向かうとともに、室内で親密に遊ぶ様子を描く「邸内遊楽図」に中心が移りました。
「遊楽図」の中で遊ぶ一人一人の表情からは、ある時は無邪気に笑いあい、ある時は物憂げに遊び暮らした先人たちの遊びの極意や、浮世を生きる術がうかがえます。暮らしと「遊び」との関わりを、遊楽図の系譜をたどりながら見つめる展覧会です。

国宝 婦女遊楽図屛風(松浦屛風)  六曲一双のうち右隻(部分) 江戸時代 17世紀 大和文華館 【展示期間:7/24~8/18】

重要文化財 遊楽図屛風(相応寺屛風)  八曲一双のうち左隻(部分) 江戸時代 17世紀 徳川美術館 ©徳川美術館イメージアーカイブ / DNPartcom 【展示期間:6/26~7/15】

重要文化財 清水・住吉図蒔絵螺鈿西洋双六盤  一合 桃山時代 17世紀 サントリー美術館 【全期間展示】

サントリー芸術財団50周年「遊びの流儀 遊楽図の系譜」展 

会期2019年6月26日(水)~8月18日(日) *会期中展示替あり
会場サントリー美術館
開館時間10:00~18:00 *金・土曜および7月14日(日)、8月11日(日・祝)は20時まで 入館は閉館の30分前まで
休館日火曜日(ただし8月13日は18時まで開館)
観覧料一般1,300円 大学高校生1,000円 中学生以下無料
お問い合わせ03-3479-8600
ホームページhttp://suntory.jp/SMA/

 


good fellows

おすすめ美術展

Special Feature

Present

WEB限定プレゼント

Category

from Readers

Club