〝創立80周年記念スペシャルシリーズ〟仲代達矢、平幹二朗、市原悦子、加藤剛、栗原小巻ら名優を輩出した演劇集団「劇団俳優座」100周年への大いなる助走

劇団俳優座 創立80周年 LINE UP 第一弾

2024年2月10日に創立80周年を迎える劇団俳優座。80周年の前後3年間(2023年4月~2026年3月)を創立記念事業として、〝~伝統と革新の共生~〟を基本理念に15公演19作品の新作の上演が始まっている。これまでの作品の再演で全国巡演も実施されている。今後の上演予定スケジュールをご紹介しよう。

2023~他者とつながれるか 私たちの現在地を知る~

『閻魔の王宮』

数十万人に影響を及ぼした中国・河南省HIV集団感染事件を題材にした問題作を、劇団俳優座が本邦初上演!

脚本:フランシス・ヤーチュー・カウィグ
翻訳:小田島恒志
ドラマトゥルク:飯塚容
演出:眞鍋卓嗣
出演:河内浩、塩山誠司、清水直子、安藤みどり、志村史人、千賀功嗣、八柳豪、野々山貴之、滝佑里、松本征樹
公演劇場:俳優座劇場
公演期間:上演中 2023年12月27日(水)まで


『スターリン』

新進気鋭の演出家3名による競作。同一戯曲を異なる演出・俳優で一挙上演!

舞台は1952年末から53年初頭のモスクワから32キロ離れた独裁者スターリンの別荘。齢70を越える老スターリンはいまだ意気軒高で、権力の妄執に囚われている。モスクワでは、老ユダヤ人役者サーゲリがリア王を演じている。リア王で自分を揶揄していると勘繰ったスターリンは、サーゲリを別荘に呼びつける。リア王を演じてサーゲリの真意を突き止めようとするスターリン。道化となってスターリンの虚像と実像を暴くサーゲリ。独裁国家だったチリからドイツに亡命した作者が、独裁者とはなにかを問う渾身の劇が始まる。

脚本:ガストン・サルヴァトーレ
翻訳&ドラマトゥルク:酒寄進一
演出:落合真奈美+出演:巻島康一、島英臣、山本順子、馬場太史、釜木美緒、山田貢央、長井優希
演出:村雲龍一+出演:斉藤淳、小田伸泰、丸本琢郎、井口敬太、あり紗 他
演出:中村圭吾+出演:川口敦子、森 一、小島颯太
公演劇場:俳優座スタジオ(5F)
公演期間: 2024年2月9日(金)~16日(金)

〔問〕劇団俳優座 03-3470-2888(10:30~18:30土日祝除く)


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