「人はなぜ「佐伯祐三」に惹かれるのか」です。この記事の筆者太田治子さんが中学生の頃、お母様が佐伯祐三作品に若い頃惹かれた話を聞かされます。かく申す私も中学生の頃、佐伯祐三ファンでした。なぜ彼が若い年代に受けるかこの記事を読んでわかった気がいたします。今まで自分が生きてきた世界と違うパリと言う世界を垣間見、更には彼の絵は暗めで奥行きがあり引き込まれます。30歳と言う若さで夭折したしています。人として、芸術家としての成長を途中で打ち切られ、その葛藤と苦しみが絵に現れています。10代の頃味わう青年期の葛藤にも似ているのでしょう。