南沙織さんの話を読んで、受け取り方が違うのを知って興味深かったです。筆者が彼女は陰の見えない歌手だと書かれていたけど、自分のイメージだと沖縄出身じゃないのに沖縄出身と売り出され、家族のことを色々書かれ、挙句の果ては芸能界は汚いと言ってデビュー二年目「純潔」のころに引退騒動まで起こした、どちらかというと陰の部分が見え隠れする痛々しい歌手でした。明るくふるまっていても、どこか泣きそうで、その辺が自分の道を信じて自信をもって進んでる小柳ルミ子と対比してしまったのを覚えています。こんなことを思うのも当時を自分なりに見てきたからだと思うと時代を流れて生きてきたんだなと思います。百聞は一見に如かずというけど。ネット時代になって過去の正しかったことがどんどん変わっていくのが興味深いです。