日本の代表的なクラシックホテルといえば、1878 年(明治 11 年)創業の「富士屋ホテル」(神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下)。 140余年の歴史を誇る木造洋風建築の佇まいは長くセレブリティたちのリゾートホテルとして愛されてきた。昭和天皇、タイ国王やオーストリア皇太子をはじめ、ヘレン・ケラー、チャールズ・チャップリンなど世界的な著名人が訪れ滞在したことでも知られる。同ホテルがリニューアルに着手したのは2018年3月、耐震改修工事を含め大浴場の設置や客室や宴会場、レストラン、スパと全面的にリニューアルし、2020年7月15日グランドオープンしたばかりだ。
このリニューアルを機会に、趣の異なる4つの宿泊棟の中でも、明治24年(1891年)建築と最も歴史の古い<本館>、典型的な明治時代の洋館の佇まいを今に残す<西洋館 築明治 39年(1906年)>、千鳥破風の屋根と校倉造りを模した壁が特徴の<花御殿 築昭和11年 (1936年)>の3棟の上級室にはイタリア生まれの〝マニフレックス〟が導入されたことで話題となっている。マニフレックスといえばコイルレスのマットレスとして、その寝心地は各界の著名人に愛用されてきた。長い歴史と伝統を誇り、日本を代表するクラシックホテルである「富士屋ホテル」が、金属スプリング(コイルレス)やプラスチック素材のない地球環境に配慮したエコロジー製品を採用したことで、エコ・リテラシーのあるホテルという新たな顔を持つことになった。
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