別名「雨降山」とも呼ばれる大山は、雨乞いや五穀豊穣の祈願だけでなく、商売繁盛にも御利益があるとされ、江戸時代から大山詣りは庶民に人気だった。現在はケーブルカーも装備され、山上の大山阿夫利神社への参詣やハイキングなど、気軽に行くことのできる観光スポットとして親しまれている。
紅葉が見ごろとなるこの時期に、大山地域の魅力にもっと触れてもらおうと特別イベントが開催される。宿坊「かすみ荘」では、神前に奉納していた「納め太刀」や、大山詣りの際に鑑賞する神楽「倭舞(やまとまい)の装束」などが特別展示される。また、参詣者の正装であった白い着物「行衣」を実際に羽織り、「納め太刀」を持っての記念撮影など 大山詣りの風習や文化に触れ、一味加わった大山での時間を過ごしてみよう。
さらに、「大山阿夫利神社社務局」では、かつて同神社が神職を目指す人向けの学校(神職養成機関)であったことを示す史料「神職入学届」や「神職参考書」などが初公開される。
このほか、社務局周辺には、バラエティに富んだキッチンカーが出店するほか、神奈川の名産100選である大山名物の「きゃらぶき」を用いたパンや、本企画のために特別にブレンドされた自家焙煎のコーヒーなども提供される。
特別企画「大山旧参道フェア ~大山の知られざる歴史~」は、11月19日(土)、20日(日)、23日(水・祝)、26日(土)、27日(日)
開催場所は、伊勢原駅北口より神奈中バス25分「社務局入口」バス停下車徒歩2分の大山旧参道エリアにて。
開催エリア図
https://isehara-kanko.com/wp-content/uploads/2020/06/sando-map.pdf
詳細などは下記ホームページをご覧ください。
https://hello-renovation.jp/oyama/oyama_detail/18