23.07.04 update

開館45周年記念 山梨県立美術館 「ミレーと4人の現代作家たち -種にはじまる世界のかたち-」

 ミレーの美術館として知られる山梨県立美術館では、7月1日(土)~8月27日(日)の期間、9年ぶりに「ミレー展」が開催される。ジャン=フランソワ・ミレー(1814 ~75 )は、産業革命以降、急速に近代化が進展する 19 世紀のフランスにおいて、自然と共に生きる農民の営みを描き続けた画家である。山梨県立美術館では、開館時に代表作《種をまく人》を収蔵して以来、自然豊かな県を象徴するコレクションとして、ミレー作品の収集を継続してきた。
 開館45 周年を記念して開催する本展では、ミレーの作品と共に、私たちと同じ時代を生きる4人の現代作家の作品を展観する企画となっている。
 構成は4章からなりミレー作品のテーマに呼応する形で、「移動、創造」山縣良和、「大地」淺井裕介、「再生、循環」丸山純子、「人、家畜、生活」志村信裕の作品が展示される。

また、各作家が自身の作品の前で作品解説を行うイベントも予定されている。
丸山純子 日時 7月8日(土)  14:00~
志村信裕 日時 7月22日(土)  14:00~
淺井裕介 日時 8月6日(日)  11:00~
山縣良和 日時 8月20日(日)   11:00~

ジャン=フランソワ・ミレー《種をまく人 》 1850 年 山梨県立美術館蔵

ミレーと 4 人の現代作家たち 種にはじまる世界のかたち
会場: 山梨県立美術館 特別展示室(山梨県甲府市貢川 1 4 27)
会期: 2023 年 7 月 1 日 (土)~ 8 月 27 日( 日)
休館 日: 月曜日 (7 月 17 日、8月 14 日は開館 、7月 18 日( 火)休館
開館時間:9:00 ~17:00 (入館は 16:30 まで)
観覧料:一般1000 円、大学生500 円、高校生以下の児童・ 生徒は無料( 高校生は生徒手帳持参
*県内65 歳以上の方は無料 健康保険証等持参)
お問い合わせ:TEL 055 -228 -3322






新着記事

  • 2023.11.30
    映画音楽は調理の音、風の音、鳥のさえずり!?『ポト...

    12月15日(金)より全国順次公開

  • 2023.11.30
    紅白歌合戦での46回の紅組最多出場を誇り、さらに前...

    「津軽海峡・冬景色」に次ぐ旅情三部作の一曲

  • 2023.11.28
    新宿駅をキャンドルで灯す参加型イベント「Candl...

    12月の新宿駅を彩るイベント

  • 2023.11.28
    「快獣ブースカ」、「ウルトラセブン」ほかで見られる...

    文=高田雅彦

  • 2023.11.28
    12月21日(木)トーク付一般試写会『弟は僕のヒー...

    応募〆切:12月14日(木)

  • 2023.11.27
    [特集]  今日を美しく明日はもっと美しく ~『1...

    文=太田治子

  • 2023.11.27
    待望の大林宣彦監督との初仕事に挑んだ『水の旅人 侍...

    文=河井真也

  • 2023.11.26
    新連載②【キジュからの現場報告記】 ─ 萩原 朔美...

    第2回「私という現象から脱出する」

  • 2023.11.24
    東京の新しいランドマーク[麻布台ヒルズ]開業初日か...

    11月24日(金)遂に開業!

  • 2023.11.24
    道に山の尾根が!

    曲線が山の峰筋に見える

特集 special feature 

VIVA! CINEMA 愛すべき映画人たちの大いなる遺産

特集 VIVA! CINEMA 愛すべき映画人たちの大いな...

「逝ける映画人を偲んで2021-2022」文=米谷紳之介

放浪の画家「山下 清の世界」を今。

特集 放浪の画家「山下 清の世界」を今。

「放浪の虫」の因って来たるところ 文=大竹昭子

「名匠・小津安二郎」の生誕120年、没後60年に想う

特集 「名匠・小津安二郎」の生誕120年、没後60年に想う

「いい顔」と「いい顔」が醸す小津映画の後味 文=米谷紳之介

人はなぜ「佐伯祐三」に惹かれるのか

特集 人はなぜ「佐伯祐三」に惹かれるのか

わが母とともに、祐三のパリへ  文=太田治子

ユーミン、半世紀の音楽旅

特集 ユーミン、半世紀の音楽旅

いつもユーミンが流れていた 文=有吉玉青

没後80年、「詩人・萩原朔太郎」を吟遊す 全国縦断、展覧会「萩原朔太郎大全」の旅 

特集 没後80年、「詩人・萩原朔太郎」を吟遊す 全国縦断、...

言葉の素顔とは?「萩原朔太郎大全」の試み。文=萩原朔美

喜劇の人 森繁久彌

特集 喜劇の人 森繁久彌

戦後昭和を元気にした<社長シリーズ>と<駅前シリーズ>

映画俳優 三船敏郎

特集 映画俳優 三船敏郎

戦後映画最大のスター〝世界のミフネ〟

「昭和歌謡アルバム」~プロマイドから流れくる思い出の流行歌 

昭和歌謡 「昭和歌謡アルバム」~プロマイドから流れくる思い出の...

第一弾 天地真理、安達明、久保浩、美樹克彦、あべ静江

故・大林宣彦が書き遺した、『二十四の瞳』の映画監督・木下惠介のこと

特集 故・大林宣彦が書き遺した、『二十四の瞳』の映画監督・...

「つつましく生きる庶民の情感」を映像にした49作品

仲代達矢を映画俳優として確立させた、名匠・小林正樹監督の信念

特集 仲代達矢を映画俳優として確立させた、名匠・小林正樹監...

「人間の條件」「怪談」「切腹」等全22作の根幹とは

挑戦し続ける劇団四季

特集 挑戦し続ける劇団四季

時代を先取りする日本エンタテインメント界のトップランナー

御存知! 東映時代劇

特集 御存知! 東映時代劇

みんなが拍手を送った勧善懲悪劇 

寅さんがいる風景

特集 寅さんがいる風景

やっぱり庶民のヒーローが懐かしい

アート界のレジェンド 横尾忠則の仕事

特集 アート界のレジェンド 横尾忠則の仕事

60年以上にわたる創造の全貌

東京日本橋浜町 明治座

特集 東京日本橋浜町 明治座

江戸薫る 芝居小屋の風情を今に

「花椿」の贈り物

特集 「花椿」の贈り物

リッチにスマートに、そしてモダンに

俳優たちの聖地「帝国劇場」

特集 俳優たちの聖地「帝国劇場」

演劇史に残る数々の名作生んだ百年のロマン 文=山川静夫

「芸術座」という血統

特集 「芸術座」という血統

シアタークリエへ

秋山庄太郎 魅せられし「役者」の貌

特集 秋山庄太郎 魅せられし「役者」の貌

役柄と素顔のはざまで

秋山庄太郎ポートレートの美学

特集 秋山庄太郎ポートレートの美学

美しきをより美しく

久世光彦のテレビ

特集 久世光彦のテレビ

昭和の匂いを愛し、 テレビと遊んだ男

加山雄三80歳、未だ青春

特集 加山雄三80歳、未だ青春

4年前、初めて人生を激白した若大将

昭和は遠くなりにけり

特集 昭和は遠くなりにけり

北島寛の写真で蘇る団塊世代の子どもたち

西城秀樹 青春のアルバム

特集 西城秀樹 青春のアルバム

スタジアムが似合う男とともに過ごした時間

「舟木一夫」という青春

特集 「舟木一夫」という青春

「高校三年生」から 55年目の「大石内蔵助」へ

川喜多長政 &かしこ映画の青春

特集 川喜多長政 &かしこ映画の青春

国際的映画人のたたずまい

ある夫婦の肖像、新藤兼人と乙羽信子

特集 ある夫婦の肖像、新藤兼人と乙羽信子

監督と女優の二人三脚の映画人生

中原淳一的なる「美」の深遠

特集 中原淳一的なる「美」の深遠

昭和の少女たちを憧れさせた中原淳一の世界

向田邦子の散歩道

特集 向田邦子の散歩道

「昭和の姉」とすごした風景

information »

new 新宿駅をキャンドルで灯す参加型イベント「Candle Night @ Shinjuku 2023 -新宿想い線-」鉄道5社の主催で開催!

都市 新宿駅をキャンドルで灯す参加型イベント「...

12月の新宿駅を彩るイベント

あの人この人の、生前整理archives

あの人この人の、生前整理archives

Present

PEOPLE frontline Vol.1

PEOPLE frontline Vol.1

PEOPLE frontline Vol.2

PEOPLE frontline Vol.2
読者の声
Social media & sharing icons powered by UltimatelySocial
error: Content is protected !!