2023年、第76回カンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した『Anatomy of a Fall』(英題)が、米国時間12月11日、第81回ゴールデン・グローブ賞の4部門にもノミネートされたと発表され、いよいよ2024年2月の日本公開が待たれる。
アカデミー賞前哨戦として常に話題をリードするゴールデン・グローブ賞だが、作品賞(ドラマ部門)/主演女優賞(ドラマ部門):ザンドラ・ヒュラー/脚本賞:ジュスティーヌ・トリエ、アルチュール・アラリ/外国語映画賞の主要4部門。ジュスティーヌ・トリエ監督は、カンヌ国際映画祭最高賞であるパルムドール受賞を女性監督としては史上三人目、長編映画4作品目で射止めた。
人里離れた雪山の山荘で、転落死した男の妻に殺人容疑がかかり、唯一の証人は視覚障がいのある11歳の息子。これは事故だったのか。自殺か、殺人か。事件の真相を追ってゆく中で、次第に観ている私たちのあらゆる価値観が崩れていく―というストーリー。先にフランスで公開され、瞬く間に100万人の動員を記録した本作。2024年2月TOHOシネマズ シャンテ他全国順次ロードショー。
配給:ギャガ