太田和彦さんのジャズ喫茶の話が面白かった。今の50歳代後半から年上の人にとっては、それぞれに、ちょっと行っただけの人を含めて何かしら思い出があるのではないかと思う。私はどっぷりはまった。京都の街でいくつかの店の思い出がある。が、噂に聞いた東京の名店に行ってみたいという憧れがあった。名曲喫茶、音楽喫茶などと並んでジャズ喫茶は、一見入りにくいが、入ってみると親切にしてくれたり、おすすめをかけてくれたりして、それらが大きなインパクトとなることがある。
私は、ウエストコーストジャズのシェリー・マンの「アンド・ヒズ・フレンズ」や、キース・ジャレットの「ケルン・コンサート」あたりが、ジャズ喫茶においてハマりにハマったアルバムである。