手塚治虫の伝説的な原作「火の鳥」 望郷編を映像化した新作アニメーション映画『火の鳥 エデンの花』が昨年2023年11/3(金)に全国公開されました。巨匠・手塚治虫の代表作、しかもライフワークともなった不朽の名作『火の鳥』全12編のうち、地球と宇宙の未来を描いた「望郷編」が初めてアニメーション映画化されたのは、アートな映像作品を生み出し続けるSTUDIO4℃によるものでした。
昨年は高崎芸術劇場でシネマ・シンフォニーが11月に1夜限りで開催されましたが、本年は、STUDIO4℃のある武蔵野市で開催されます。映画全編が大スクリーンに映し出され、群馬交響楽団 総勢約70名のフルオーケストラのよる生演奏が映画の臨場感を駆り立てます。
本編の音楽を担当し、日本アカデミー賞優秀音楽賞を3度受賞した気鋭の作曲家・村松崇継が紡いだ劇伴は、宇宙空間を舞う火の鳥のように壮大です。ロミやコムら魅力的なキャラクターと、STUDIO4℃によるハイクオリティなアニメーションに惹きこまれることでしょう。
かけがえのない地球という故郷の尊さを、我々は忘れかけてはいないだろうか。手塚治虫が全人類に打ち鳴らした警鐘と溢れ出す愛のメッセージが、2024年クリスマス・イブの聖なる夜に大迫力で蘇ります! 時空を超えた愛のスペクタクルアドベンチャーをフルオーケストラで聴くことのできるシネマ・シンフォニーを是非お楽しみにください。
映画『火の鳥 エデンの花』
【STORY】
あなたは、生きなさい。
荒涼たる辺境惑星エデン17に1台のロケットが降り立った。わけあって地球から逃亡してきたロミ(声:宮沢りえ)と恋人のジョージ(声:窪塚洋介)は、この星を2人の新天地にしようと誓うも、未開の惑星での生活は厳しく、ジョージは井戸掘り中の事故で命を落としてしまい、ロミは一人息子のカインとAIロボットとともに、孤独なサバイバル生活に送ることに。ロミはカインのために自分の命を少しでも引き延ばすこと決意し、コールドスリープに入る。だが、機械の故障で1300年間も眠り続けることに。ようやく目覚めたロミは、新人類が築いた巨大な町・エデン17の女王となる。
そんなある日、心優しい少年コム(声:吉田帆乃華)は、宮殿で悲しみに暮れる女王ロミと出会う。ロミの望郷の想いを知ったコムは、一緒に地球に行こうと、無謀な挑戦と知りながら、2人で広大な宇宙に飛び出していく。旅の途上で、地球人の宇宙飛行士・牧村や宇宙のよろず屋・ズダーバン(声:イッセー尾形)、そして人智を超えた未知の生命体の数々との出会いを重ねながら、故郷の地球を目指す。
配給/ハピネットファントム・スタジオ
コピーライト/©Beyond C.
公式サイト:https://happinet-phantom.com/hinotori-eden/
映画『火の鳥 エデンの花』シネマ・シンフォニー
日時:2024年12月24日(火)
開演:18:30 (開場:17:30) 公演時間:約1時間35分
音楽・指揮:村松 崇継 演奏:群馬交響楽団
会場:武蔵野市民文化会館 大ホール(東京都武蔵野市中町3丁目9番11号) JR三鷹駅から徒歩13分
ご招待:3組6名様
応募〆切:12月15日(日)
当選者にはメールにてご招待状をお送り致します。