古今東西、悠久の「富士」を巡る美術館・フジヤマミュージアムでは、12月9日(金)から冬の収蔵作品展が開催される。
コーナー展示「富士 －初春を迎えて－」では、赤富士、瑞雲、松、竹、梅など吉祥をイメージする〝おめでたい富士山〟が展示される。一年の始まりにふさわしい、優美で華やかな富士山作品１０点が出展する。
さらに、歌川広重「冨士三十六景」シリーズと葛飾北斎「冨嶽三十六景」、「富嶽百景」シリーズを含む浮世絵作品８点もあわせて公開し、本展では６３人の画家が描いた富士山作品６９点が一堂に会す。富士山を愛で、新しい年を祝いたいものである。
－主な展示作品－
牛島憲之「赤い富士」、林武「赤富士」、福王寺法林「朝富士」、山口華楊「如月富士」、草間彌生「七色の富士（コバルトブルー）」、加山雄三「一富士」等、計69点
フジヤマミュージアム 冬の収蔵作品展
■会期 2022年12月9日（金）～2023年2月26日（日）
■住所 山梨県富士吉田市新西原5-6-1 ハイランドリゾートホテル＆スパ内
■開館時間 全日10：00～17：30（最終入館受付17：00）
■休館日 2023年1月12日（木）、19日（木）、26日（木）
■HP https://www.fujiyama-museum.com/
会期中には、焼くと固まるカラフルな粘土を使ってオリジナルのカトラリー作りも毎日開催される。（費用３００円と入館券） 土曜・日曜・祝日限定で学芸員とめぐる鑑賞ツアーもある。
■お問い合わせ フジヤマミュージアム 0555-22-8223（代表）
