森ビル株式会社が、2007年から開始し実施してきた「ヒルズ街育プロジェクト」が、文部科学省主催の令和5年度「青少年の体験活動推進企業表彰」にて、最優秀賞の文部科学大臣賞を受賞した。
同表彰は、「社会貢献活動の一環として、青少年の体験活動に関する優れた実践を行っている企業を全国に広く紹介することにより、青少年の体験活動の機会を推進すること」を目的として、2013 年度より実施されている。この度森ビルが受賞した文部科学大臣賞は、最優秀賞として最も優れた活動を実践している企業に与えられるもの。
今回の受賞は、「都市をつくる、それは未来をつくること」という確固たるミッションのもと、2007年のプロジェクト開始から常に進化を続け、今回も「街づくりを総合的に学ぶ中期探求プログラム(みらまちキャンプ)」の実施など、新プログラムへの挑戦が高く評価されたもの。
<ヒルズ街育プロジェクトとは>
創業から60年にわたり地域とともに街づくりを推進してきた森ビル株式会社が、未来を担う子どもたちに、街づくりのノウハウや街の魅力を伝えながら楽しく学ぶ次世代の都市のあり方を考えようと、「体験学習プログラム」を実施してきた。六本木ヒルズなど、実際の〝街〟を舞台に森ビルが街づくりで大切にしている「環境・緑」、「安全・安心」、「文化・芸術」をはじめとした多様なテーマでプログラムを展開している。一般公募によるプログラムだけでなく、近隣小学校における総合学習のカリキュラムとしての出張授業や、全国の小学校から高校を対象とした受入れ授業なども積極的に実施している。2007 年の開始以降、開催は約550 回、参加者数は延べ18,000名にのぼる。