江戸時代末期から続く、「上溝(かみみぞ)夏祭り」は、京都八坂神社より勧請したと伝えられている神奈川県北部最大のお祭りで、「かながわのまつり50選」にも選ばれている。相模原市中央区が誇る「夏の3大観光イベント」のひとつとして、例年多くの来場者でにぎわうが、昨年は2日間で37万人の来場者を記録している。本年は7月26日(土)と27日(日)にJR相模線上構駅周辺で、「令和7年上構夏祭り」が開催されることを相模原市役所が発表して間もないが、各地区から16基の神輿の渡御と8台の山車が巡行し、模擬店や露店も数多く出店が予定されている。
見どころは、本宮における勇壮な「神輿揉み」の迫力。そして宵宮、本宮の山車による民族芸能「山の手囃子」の演技も見ものだ。いまや子どもから大人まで楽しむことのできる、相模原市の夏の風物詩となっている。

宵宮:令和7年7月26日(土) 午後6時から午後8時30分まで
本宮:令和7年7月27日(日) 午後2時30分から午後8時30分まで
※詳細はこちらをご覧ください。
https://kamimizomatsuri.jp/
もともと夏祭りは、神事や宗教的な儀式と結びつき、五穀豊穣や無病息災を願うものだったが、地域の文化が継承され、活性化される機会となることは大切だ。英気を養い、景気も良くなるに違いない。











