中里唯馬氏は、ベルギー・アントワープ王立アカデミーファッション科を卒業、2016年7月にはパリのオートクチュールウィーク公式ゲストデザイナーの一人に選ばれ、現在に至るまで日本人として唯一、オートクチュールウィークでコレクションを発表し続けているクリエイティブディレクターである。
中里氏がデザインした3着のドレスと、そのドレスを写真家・映画監督として活躍する蜷川実花氏が撮影した作品が、六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)に展示される「天空を纏う TOKYO CITY VIEW×YUIMA NAKAZATO」が開催される。会期は2025年1月22日(水)~2月16日(日)。
また、スカイギャラリー3では、中里氏のリアル・ファッションドキュメンタリー映画『燃えるドレスを紡いで』のトレーラー映像も観ることができる。
さらに、スカイギャラリー2では、ブランド「YUIMA NAKAZATO」設立15周年を記念した展覧会「YUIMA NAKAZATO 展─砂漠が語る宇宙と巨大ナマズの物語は衣服に宿るか─」が、2月3日(月)~16日(日)の期間開催される。
お問い合わせ:03-6406-6652
公式サイト:http://tcv.roppongihills.com/
中里唯馬(なかざとゆいま)プロフィール
1985 年生まれ。2008 年、ベルギー・アントワープ王立芸術アカデミーファッション科を卒業。2016 年 7 月にはパリのオートクチュールウィーク公式ゲストデザイナーの1人に選ばれ、現在に至るまで日本人として唯一、オートクチュールウィークにてコレクションを発表し続けている。近年では、単独回顧展 ”BEYOND COUTURE” がフランスの公立美術館であるカレー・レース・ファッション美術館にて開催された。アメリカのボストン・バレエ団やスイスのジュネーブ国立劇場等で行われるオペラやバレエ等、舞台芸術の衣装デザインを行う。また、自らが発起人となり、未来を担う次世代のクリエイターのためのファッション・アワード FASHION FRONTIER PROGRAM を創設。