六本木ヒルズには名にし負う名店が味を競っているが、仮に和洋中に限らず各国の食のジャンルの垣根を超えて競ってカレー一品に挑戦するとどんな具合になるか、グルメならずとも興味をひくことだろう。このほど、そんな夢のような〝食の祭典〟の開催が発表された。
六本木ヒルズでは、これまでも話題のタウンイベントが開催されているが、2022年3月26日から5月8日にかけて、「六本木ヒルズ カレーグランプリ 2022」と銘打って、六本木ヒルズ内の18店舗が提供する究極のカレーを競い合うというもの。
ここで全店全てのカレー料理を紹介できないのは残念だが、黒毛和牛やイベリコ豚、オマール海老など素材にも徹底的にこだわった絶品カレーを楽しめるし、本格四川料理の名店「老四川 飄香小院」や韓国料理の「KOREAN BBQ 水剌間」、日本料理店「蕎麦前 山都」など、各国の定番メニューにカレーのエッセンスを加えた〝ハイブリッドカレー〟も登場するというからまさに垂涎のイベント。また、「六本木うかい亭」やグランド ハイアット 東京の「けやき坂」などの名店も参加し、またとない「カレー一皿体験イベント」が話題を呼びそうだ。
例えば、10,000円を超える超高級カレーの一皿とはいかなるものか。けやき坂のシェフの美技が織りなす一皿は、その名も「濃厚ビスクカレー『けやき坂 ビーフ』のカツレツ添え」。オマール海老のフライドライスにとろりとかけられた特製カレーは、海老のアメリケーヌソースがベースでからすみが隠し味となっている。鉄板で焼かれるロブスターやオリジナル黒毛和牛「けやき坂 ビーフ」のカツレツをまず単独で味わい、次にカレーをからめて旨みの相乗効果を楽しむのがおすすめなのだとか。イートイン ¥11,000、テイクアウト ¥9,720(※イートインはサービス料15%)という次第。
「六本木ヒルズ カレーグランプリ 2022」は、期間を通じて食した顧客の 1 票で「味」「インパクト(見た目)」「クリエイティビティ」の 3 部門の頂点が決められるというもの。投票方法など、詳しくは、https://www.roppongihills.com/sp/curry_2022/