若杉友子さんは現在87歳。1937年大分県で生まれ、静岡市で川の汚れを減らす石けん運動などを行うなかで、自然の野草の力に着目。食養を世に広めた桜沢如一の教えを学び、1989年、「命と暮らしを考える店・若杉」をオープン。1995年、自給自足の生活を実践すべく、京都府綾部市に移住。陰陽の考え方にもとづいた野草料理と、日本の気候風土に根ざした知恵を伝え続けてきた。
長いあいだ野草料理を指導してきた若杉ばあちゃんこと若杉友子さんは、安心して使える野菜が少なくなっているという観点から野草をすすめている。農薬も化学肥料も有機肥料も使うことなく、野菜よりずっとパワフルな食物になり、災害時や食糧難の際に、食べられる野草を知っておくのも大切なことだ。
特にまこもたけは水辺で育つイネ科の植物「まこも」の茎が肥大化したもの。収穫期の9~10月に食べておくとデトックスができ翌年の体調が全然違う、と若杉さんは語る。本書は野草の摘み方、掃除法と洗い方、アク抜き法、料理、お茶まで網羅した決定版。まこもたけのとっておきレシピも紹介されている。


『若杉ばあちゃんの野草料理&まこもたけレシピ全90品』
著:若杉友子
発行:PARCO出版
URL:https://publishing.parco.jp/books/detail/?id=484