昨年11月に開館30周年を迎えた三の丸尚蔵館が、装いも新たに「皇居三の丸尚蔵館」として開館し、開館記念展「皇室のみやび─受け継ぐ美」が4期にわたり開催されている。3月12日(火)からは、第3期「近世の御所を飾った品々」が開催される。
第3期では、国宝《更級日記》など「御在来」と称される京都御所に伝来した作品をはじめ、 旧桂宮家伝来の伝狩野永徳《源氏物語図屏風》など、近世の御所や宮家を飾った書画や工芸、楽器などが展示される。
また、展示品をめぐりながら、わかりやすく研究員が開設するギャラリートークも、3月20日(水・祝)、4月12日(金)、4月27日(土)に開催される。ただし、事前予約と入館チケットが必要。
皇居三の丸尚蔵館開館記念展「皇室のみやび─受け継ぐ美─」 第3期「近世の御所を飾った品々」
会期:3月12日(火)~5月12日(日)、月曜休館(ただし、4月29日と5月6日は開館、翌火曜日休館)。期間中展示替えがある。