25.02.25 update

アートとAIはどう融合しているか。森美術館「マシン・ラブ ビデオゲーム、AIと現代アート」

 森美術館では、「マシン・ラブ ビデオゲーム、AIと現代アート」展が開催されている。毎回広い会場を使い画期的かつ刺激的な内容で、現代アートの先端を肌で感じる面白さがあるが、本展は現代アートとテクノロジーをテーマにしている。

 身近なところでは、世界のゲーム人口は30億人に達していると言われているように、人工知能(AI)が飛躍的に発展し、私たちの日常生活の中に新しいテクノロジーが浸透してきていることは言うまでもない。現代アートも、ゲームエンジン(コンピューター・ゲーム制作に必要な機能をまとめたソフトウェア)を使ったものやAIを使った作品が多くなった。
 本展では、現代アートに限らず、デザイン、ゲーム、AI研修などで高く評価されているアーティストやクリエイター12組が、生物学、地質学、哲学、音楽、建築、ダンス、プログラミングなどの領域とコラボレーションをとおして制作した作品が一堂に会する。
 ゲームエンジン、AI、仮想現実(VR)、さらには人間の創造性を超え得る生成AIなどのテクノロジーを採用した現代アート約50点が出展する。出展アーティストも国際色豊かである。
 分かりにくい専門用語も、QRコードで読み取りスマホで見ながら鑑賞できるのがありがたい。しっかり時間をかけて観賞したい映像の展示も多いので、余裕をもって会場を訪れよう。

キム・アヨン《デリバリー・ダンサーズ・スフィア》2022年 ビデオ 25分

ヤコブ・クスク・ステンセン《エフェメラル・レイク(一時湖)》2024年 ライブ・シミュレーション、生成される立体音響、コミッション:ハンブルク美術館(ドイツ) 展示風景:「エフェメラル・レイク(一時湖)」ハンブルク美術館、2024年 撮影:クリストフ・イルガング





「マシン・ラブ:ビデオゲーム、AIと現代アート」
会期:2025年2月13日(木)一6月8日(日)
会場:森美術館 (東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階)
開館時間:I0:00-22:00(火曜日のみ17:00まで、ただし4月29日[火]、5月6日[火]は22:00まで)*入館は閉館時間の30分前まで *会期中無休
入館料
平日:一般2,000円 オンライン1,800円/ 学生1,400円 オンライン1,300円/65歳以上1,700円 オンライン1,500円
土日祝:一般2,200円 オンライン2,000円/学生1,500円 オンライン1,400円/65歳以上1,900円 オンライン1,700円
*事前予約制(日時指定券)を導入しています。
お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
森美術館サイト:https://www.mori.art.museum/jp/



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