世界最大のNY ブックフェアには、個性的なブックセラーが集います。社会の多様化やデジタル化で、本をめぐる世界が大きく変わってきています。そんな中でも本を愛し続ける彼らの姿は、本の未来に希望を与えてくれる。すでに日本の書店関係者からも熱い視線が注がれていますが、本を愛するすべての人に観ていただきたい一級品のドキュメンタリーです。
本編には、ビル・ゲイツによって史上最高額の2800 万ドル(約28 億円超え)で競り落とされた本「レオナルド・ダ・ヴィンチのレスター手稿」や、あの「若草物語」のオルコットが偽名で書いたパルプ小説、宝石が施された本、人間の皮膚で作られた本など、映画には、コレクターしか見ることのできないような希少本が多数紹介されるのも、たまらない魅力です。
4月23日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開
原題:THE BOOKSELLERS|アメリカ映画 | 2019年 | 99分
監督:D.W.ヤング 製作総指揮&ナレーション:パーカー・ポージー
字幕翻訳:齋藤敦子 配給・宣伝:ムヴィオラ、ミモザフィルムズ