1954年(昭和29年)1月19日東京都八王子市生まれ。72年、多摩美術大学在学中にシングル「返事はいらない」で旧姓・荒井由実としてデビュー。73年ファーストアルバム「ひこうき雲」をリリース。76年、アレンジャー、プロデューサーである松任谷正隆と結婚、松任谷由実になるが、荒井由実名義でリリースした初期4枚のアルバムは今も伝説的な存在となっている。呉田軽穂の名義でも多くのアーティストに楽曲を提供している。1990年に発表したアルバム「天国のドア」は、日本人アーティスト初の200万枚を超す売上げを記録した。39枚のオリジナルアルバム、400曲を超える楽曲、2000公演を超えるコンサート、雑誌、ラジオ、テレビなどのメディア出演を通し、50年間常に時代の最前線を走り続けてきた。本年10月にリリースしたデビュー50周年記念アルバム「ユーミン万歳!」は、アルバムチャートで初登場1位になった。さらに2022年は文化功労者にも選ばれた。