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面白かった記事は……、
1960年代チェコスロバキアの民主化運動「プラハの春」の渦中にいた気骨あるジャーナリストたちを描いた映画『プラハの春 不屈のラジオ報道』の記事が印象に残りました。友人が国際交流を目的としたアプリを通じてスロバキア出身の方と知り合い、その縁で私自身も交流する機会があったことから、「プラハの春」という出来事が急に身近なものとして感じられるようになりました。 世界史で断片的に知っている程度だった出来事が、映画という形で、当時の時代背景や〈人としての選択〉として描かれている点に強く惹かれました。歴史に触れることを、最も好きな映画鑑賞を通して体験できるのはありがたいことだと感じています。(京都府・30歳女性)
記事全体を通して、一番「へぇ!すごい!」と驚いたのは、「大西茂 写真と絵画展」でした。数学者が、激しく感情を爆発させたような「熱い抽象」の絵画や写真を創り出していたなんて、そのギャップにゾクゾクしました。論理と感情、規格外の技法と「超無限」という難解な概念を結びつけようとした彼の創作への執念は、本当に鬼才と呼ぶにふさわしいですね。長辺2~3メートルの特大絵画に「体ごと沈んでいくような感覚」が体験できるという記述に、強く惹かれました。こういう、普段の生活では触れられない知の最先端に触れる機会こそ、本当に面白い記事だと思います! それから、「江東シネマフェスティバル」の協賛企業の話も地味に面白かったです。生成AIブームで業績が好調な株式会社フジクラが、地域文化としての小津安二郎フェスを支えているというエピソード。最先端の技術と、最もクラシックな芸術が、地域コミュニティという基盤で繋がっているという構図に、なんだか胸が熱くなるような現代的なストーリーを感じました。 最後に、「銀座のバーでハイボール片手に映画を語ろう」というイベントの企画、素敵すぎませんか?(憧れ) 銀座のオーセンティックバー「銀座サンボア」で、ハイボールを傾けながら『私をスキーに連れてって』などの名作プロデューサー河井真也さんと語り合うなんて、まさに大人の贅沢ですよね。こういう落ち着いた空間で、自分の好きなことについて語り合える機会があるという記事は、とても魅力的で、「いつか私もこんな大人になりたい」と憧れを抱きました。(兵庫県・52歳男性)
萩原朔美さんのスマホ散歩の記事で、自販機が役目を終える記事が、考えさせられました。確かに、飲み物がないだけであんなにも寂しげになってしまうものなんですね。なんか、買い取りたいと思いました。自宅のどこに置くんだって話ですが、アレンジして扉として使ったり、何かしらに利用出来ないかと考えてしまいます。(千葉県・32歳女性)
森鴎外氏の記事はとても興味深かったです。母が森鴎外が大好きでした。幼少期、色々と話をしてくれました。昭和をアカデミックに振り返るにふさわしく心が満たされました。(東京都・53歳女女性)
シリーズインタビューの川井徳寛さんの特集記事がとても魅力的でした。私は猫好きなので、とにかく猫グッズを集めたり、動画をみたり、猫カフェに行ったりと猫にまみれています。川井さんの事は以前から知っていて、絵画の主役が猫を中心にされていて、綺麗で繊細な中にも不思議な感覚に誘ってくれる作品が大好きです。改めて川井さんの魅力を知れたなので、とても心に残る記事でした。(栃木県・39歳女性)
川井徳寛さんの記事は、猫が好きなので全部読みました。卵黄を使うという手法、初めて知りました。猫が家族という心があたたかい方なのだと思いました(石川県・41歳女性)
「星野哲郎生誕100年」数々の作詞をされてきたのは存じていましたが、この曲もですか!と改めて凄さを知りました。歌詞への思いやエピソードを交えた記事は面白かったです。(神奈川県・53歳女性)
「冬のお出かけ情報」の中で、虎ノ門ヒルズですごすお正月についての提案でしたが、今年はおこもりお正月もいいなぁと思えて良いアイデアをいただけました!(広島県・39歳女性)
「萩原朔美さんのスマホ散歩」は、いつも新しい視点をいただいております。(石川県・42歳女性)
油性テンペラ技法の画家、川井徳寛氏の記事がとても面白かったです(北海道・42歳女性)
画家 江見絹子さんの記事がおもしろかったです。芥川賞作家の荻野アンナさんのお母様だったとは初めて知りました。大胆な抽象画見てみたいです。(東京都・54歳女性)
俳優の児玉清さんの連載の頃から愛読させて頂いていますが、児玉さんや今年亡くなった女優の吉行和子さんの文章など、書いた人はいなくなってもその名文は古びることなく今の時代にまた読み返すとハッとさせられることがしばしばあります。今後ともどうか何とぞ宜しくお願い致します。(山梨県・35歳男性)
映画『もしも脳梗塞になったら』の紹介記事は、先月夫の元同僚が脳梗塞になり、今音信不通となっています。まさに、いまの状況と重なる内容のため、読み込んでしまいました。(東京都・31歳女性)
取り上げてほしい人物や企画は、若手クリエイターや地域の伝統文化に関わる人です。環境やサステナブルなライフスタイルをテーマにしているサイトなので、エコデザインやゼロウェイスト雑貨を作る若手アーティストを紹介する企画や、伝統工芸を守りながら環境に配慮して活動している職人さんを取り上げる連載があると面白いと思います。また、地方の小劇団や若手俳優など、普段あまりメディアに出ない人たちに焦点を当てたインタビュー企画も興味深いです。さらに、昭和カルチャーや写真家・映画人などの回顧企画も、昔の文化と現代のつながりを知るきっかけになりそうです。最後に、「自然 × アート」をテーマにした美術館や環境博物館の巡る旅の企画などもあると、読者が楽しみながら地域や文化、環境に関心を持てると思います。面白かった記事は、季節のお出かけ情報や文化・ライフスタイルに関する記事です。特に、秋のお出かけスポットや美術館巡りの紹介記事は、週末にちょっと出かけてみたいと思わせてくれる内容で楽しかったです。また、箱根ハイランドホテルの再開業に関するニュースや、御殿場プレミアム・アウトレット周辺の温泉施設の記事なども、旅行やリフレッシュに関心がある人にとって魅力的だと思いました。(長野県・19歳女性)
ドイツのクリスマス用品専門店「ケーテ・ウォルファルト」も出店、麻布台ヒルズの「クリスマスマーケット」に価値あり情報!⇨クリスマスマーケットの特集ではグッズがメインのものが多いが、飲食店の情報も入れてくれていたので、とても読んでいて、行きたさが増した。(埼玉県・29歳女性)
作詞家の阿久悠の記事。以前にもTVで生い立ちから、お亡くなりになるまでの特集を放送していましたが、改めて記事を読んで、若い世代からシニアの世代に受け入れられる言葉を使って詩をお書きになったことは、すばらいしいというより、色々なことに興味を持ち、それを各世代の目線で感じていたんだろうと思います。(埼玉県・62歳男性)
一番、心が洗われる気がして「面白かった!」と感じたのは、つげ義春原作の映画『旅と日々』です。あの「何も起こらない静けさ」が、万博業務という巨大で喧騒に満ちたプロジェクトから離れたいという、私の切実な願望と完全に一致しました。CGやAIが作る華やかなヒーロー像が溢れる時代に、あえて虚無感と静謐さを追求する作品がロカルノで金豹賞を受賞したというのも、痛快で痛烈な皮肉に感じられます。夫と二人、映画館の暗闇で静かな旅を体験し、帰り道で「あの空白の時間に何を感じたか」を語り合いたい。これは、心の最高の休息になるはずです。そしてもちろん、長嶋茂雄さんの写真展も、青春の記憶を呼び覚ます最高の贈り物。本当にありがとうございます。(大阪府・60歳女性)
昭和を象徴する俳優・歌手・漫画家だけでなく、当時を支えた無名の職人や地域の名もなきヒーローなど、「市井の昭和人」に焦点を当てた企画をぜひ取り上げてほしいです。(知る人ぞ知るみたいなのがワクワクします)また、昭和の商店街や銭湯の歴史も深掘りしてほしいです。 昭和の家電やテレビCMを振り返る記事が特に面白かったです。当時の社会背景や価値観がよくわかり、「あの頃」の空気が一気によみがえるような構成で、とても楽しめました。(千葉県・41歳男性)
記事の中で一番「やられた!」と唸ったのは、三宅唱監督の映画『旅と日々』の記事です。まさか、私が学生時代に夢中になったつげ義春さんの「海辺の叙景」と「ほんやら洞のべんさん」という、あの独特の世界観が組み合わされて映画化されているなんて! 記事には、当時の団塊世代が、サクセス・ストーリーとは真逆のつげ作品に人生の道筋を見出そうともがいていた とありましたが、激しい競争社会で生きる私たちにも、あの「何が起こるでもない、静けさ」 の持つ意味が、今こそ深く理解できる気がするんです。現代のCGやAIが作り出すヒーローものとは真逆の、一服の清涼剤のようなこの作品は、長年の激務で疲弊した私たちの心に、静かな感動を与えてくれるだろうと、強く期待しています。(兵庫県・52歳男性)
「名匠・小津安二郎」の生誕120年、没後60年に想いを馳せるという特集記事は映画ファンなので非常に魅力的でした。神奈川近代文学館とのコラボレーション企画で小津映画研究の第一人者である米谷紳之介氏の筆により、その普遍的な魅力に迫る内容は時代を超えて愛される作品の背景や深みを再発見出来て凄く面白かったです!(神奈川県・22歳女性)
昭和カルチャーを楽しく紹介してくれる記事が好きでよく読んでいます。特に生前整理をテーマとした記事が人生観に触れる内容で読みごたえがありました。今回の『もしも脳梗塞になったなら』の映画記事も重いテーマなのに読みやすく、興味をそそられました。(埼玉県・24歳女性)
私をスキーに連れてって! まさにその時代青春でした。懐かしい。(神奈川県・62歳女性)
面白かったのは「ライカの100年展」に関する記事でした。世界に一台しかない特別モデルや、歴史を彩ったカメラの数々が展示されるという内容は、写真好きでなくても心を動かされます。シャッター音で100年の歴史を演出するインスタレーションの紹介は、芸術と技術が融合した新しい体験を予感させ、読んでいてワクワクしました。こうした記事は、日常の中で新しい世界に触れるきっかけを与えてくれるので、とても魅力的だと思います。(大阪府・48歳女性)
冬のお出かけ情報の特集が特に面白かったです。季節ならではの絶景紹介と合わせて、旅先での文化体験が分かりやすく紹介されており、次のお出かけの参考になりました(大阪府・30歳男性)
一番面白かった記事は、「【第37回「キジュを超えて」】タネとネギ 萩原朔美の日々」です。正直に言って、タイトルの第一印象は地味に感じましたが、「一老体から逃げられない。でも笑い飛ばすことは出来る」という一文を読んで、ハッとさせられました。忙しい日常の中で、自分の「老い」や「衰え」を感じつつも、それを真正面から受け止め、ユーモアを交えて笑い飛ばすという姿勢は、非常に共感を覚えます。特に、「タネとネギ」といった日常の些細な出来事を通して、「諦めずに続けることの尊さ」や、「自分自身との折り合いのつけ方」を語っている点が、とても味わい深いです。この記事を読むと、「あぁ、自分もこんな風に、年を重ねていきたいな」と、肩の力が抜けて、穏やかな気持ちになれるので、心に残る面白さがありました。(兵庫県・52歳男性)
「わが昭和歌謡はドーナツ盤」今回、化粧品会社のCMが華やかだった頃の渡辺真知子さんの記事でしたが、あの頃の化粧品CMは子供の私でも憧れる美しい世界でした。まるで15秒(ロングバージョンは30秒)の映画を見ているようで目が離せませんでした。その頃の代表曲、「唇よ熱く君を語れ」は今もふとした時に口ずさんでいます。懐かしい気持ちを思い出させてくれて、ありがとうございました。(千葉県・49歳女性)
「画家 江見絹子という奇才」、絵を描きたいという気持ちが揺るがない強さが絵からにじみ出ていた。是非本物を見てみたいと思った。(東京都・50歳女性)
秋の上野美術館巡りを拝読して、国立科学博物館の大氷河期展や東京都美術館のゴッホ展など、目の保養と心の豊かさを求めて訪れたいと思いました。(千葉県・42歳女性)
特集、江見絹子の話が印象に残りました。女の人が画家を目指しにくい時代にヴェネチア・ビエンナーレに絵画を応募するなど、積極的に自分の信念で生きた話に感動しました。(神奈川県・64歳男性)








