23.09.20 update

国立西洋美術館「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展─美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ」

 世界屈指の近現代美術コレクションを誇るパリのポンピドゥーセンターから、貴重な作品が多数来日する「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展─美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ」が国立西洋美術館で10月3日(火)~2024年1月28日(日)に開催される。
 20世紀初頭、パブロ・ピカソとジョルジョ・ブラックという二人の芸術家によって生み出されたキュビリズムは、西洋美術の歴史に大きな変革をもたらした。
 本展では、キュビリズムを語る上で欠くことのできない貴重な作品が来日する。なかでも、ブラックの《大きな裸婦》(日本発出品)とポンピドゥーセンターを代表するピカソの傑作《肘掛け椅子に座る女性》は必見である。

 あわせて、ポンピドゥーセンターの人気作品、幅4メートルの大作《パリ市》も初来日する。日本では50年ぶりの大キュビリズム展となり、主要作家約40人による絵画を中心に、彫刻、素描、版画、映像、資料など約140点を通し紹介される。

ロベール・ドローネー《パリ市》 1910-1912年/ポンピドゥーセンター(1936年国家購入) Centre Pompidou, Paris, Musée national d’art moderne – Centre de création industrielle © Centre Pompidou, MNAM-CCI/Georges Meguerditchian/Dist. RMN-GP
フランティシェク・クプカ《色面の構成》 1910-1911年/ポンピドゥーセンター(1957年購入) Centre Pompidou, Paris, Musée national d’art moderne – Centre de création industrielle © Centre Pompidou, MNAM-CCI/Philippe Migeat/Dist. RMN-GP

「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展—美の革命 ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ」
会期:2023年10月3日(火)~2024年1月28日(日)
会場:国立西洋美術館
開館時間:9時30分~17時30分(毎週金・土は20時まで)※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(ただし、10月9日(月・祝)、1月8日(月・祝)は開館)、
10月10日(火)、12月28日(木)~2024年1月1日(月・祝)、1月9日(火)
お問い合せ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
巡回:京都市京セラ美術館 2024年3月20日(水・祝)~7月7日(日)
展覧会公式サイト:https://cubisme.exhn.jp


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