18世紀のイタリアで、ヴェドゥータ(景観画)を確立したカナレット(1697~1768)の全貌を紹介する日本で初めての展覧会「カナレットとヴェネツィアの輝き」が、10月12日(土)~12月28日(土)の期間、SOMPO美術館で開催される。
ヴェネツィアに生まれたカナレットは、劇場の舞台美術家であった父の仕事に伴いローマに赴いた折、景観画家と知り合ったと言われている。生地ヴェネツィアの整然とした街並み、光り輝く水面、華やかな祝祭などを緻密な筆致で描写したカナレットはヴェドゥータで名を馳せるようになる。カナレットの作品は、英国人貴族をはじめとする外国人旅行客にこぞって求められた。
本展では、スコットランド国立美術館をはじめとする英国内のコレクションに、日本国内からの出品を加えた約60点が集結する。カナレットと同時代の画家や、カナレット以後の画家たちがヴェネツィアを描いた作品も展示される、
カナレットとヴェネツィアの輝き
会期:2024年10月12日(土)~12月28日(土)
会場:SOMPO美術館
休館日:月曜日(ただし10/14、11/4は開館)
開館時間:10:00~18:00(金曜日は20:00まで) *最終入場は閉館の30分前まで
観覧料:一般1,800円、大学生1,200円、高校生以下無料
お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
HP:https://www.sompo-museum.org/