2004年から始まった森美術館の「六本木クロッシング」。8回目となる本展は、「時間」がテーマである。国籍を問わず日本で活動する、もしくは日本にルーツがあり海外で活動するアーティスト21組による渾身の作品が会する「六本木クロッシング2025展:時間は過ぎ去る わたしたちは永遠」が12月3日(水)に開幕した。
本展では絵画、彫刻、映像はもとより、工芸、手芸やZINE(ジン)さらにはコミュニティプロジェクトといった作品が出展されている。「時間」を多層的に表現をした作品や、ホウケイ酸ガラスを使ったモニュメント、色鮮やかな大型の陶芸作品や、抽象画のような刺繍作品、出身地はマレーシアでありながら、長年広島県尾道市で土地の歴史やコミュニティに根ざした活動を続けるア-ティスによる作品など、繊細な作品からスケールの大きなものまで、多彩な作品が一堂に会する。
本展の作品群から、「日本」とは何かを改めて考え、様々な「生」のありかた、そしてその永続性と向き合う機会になることだろう。六本木ヒルズ53階で、現代アートの活力を感じてみたい。

六本木クロッシング2025展:時間は過ぎ去る わたしたちは永遠
会期:2025年12月3日(水)~2026年3月29日(日)
会場:森美術館 (六本木ヒルズ森タワー53階)
開館時間:10:00~22:00(火曜日のみ17:00まで)入館は閉館時間の30分前まで
*会期中無休 ただし、12月30日(火)は、22:00まで。
入館料:平日(当日)一般2,000円、学生1,400円、中学生以下無料、シニア(65歳以上)1,700円/土・日・休日(当日)一般2,200円、学生1,500円、中学生以下無料、シニア(65歳以上)1,900円
12月29日(月)~26年1月2日(金)は、(土・日・休日)料金となる。
*事前予約制(日時指定券)を導入している。
お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
HP:https://www.mori.art.museum/jp/
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応募〆切:1月7日(水)













