19世紀末から20世紀初頭のフランスで活躍した画家、アンリ・ル・シダネル（1862～1939）とアンリ・マルタン（1860～1943）に焦点をあてた、国内初の展覧会です。
フランス北部のダンケルクで１０代を過ごしたシダネル、南仏トゥールー生まれのマルタン。共にパリで修行をし、北を拠点としたシダネルは、黄昏時や月明かりに浮かび上がる情景を描き、一方南を拠点としたマルタンは、まぶしい陽光に照らしだされる南仏風景を色鮮やかに描きました。
二人は深い友情で結ばれ、同じ芸術観を共有しながら、表現を追求してきました。本展では、世紀末からモダニズムへ至るベル・エポック期に独自の絵画世界に生きた二人の作品約70点の油彩・素描・版画が展示されます。
©Bonhams
油彩/カンヴァス 96.4×56.5cm ランス美術館 Inv. 907.19.165
©C. Devleeschauwer
会期：開催中～6月26日（日）
会場：SOMPO美術館
観覧料：一般:1,600円、大学生:1,100円、高校生以下：無料
開館時間：10:00～18:00（入館は30分前まで）
HP ：https：//www.sompo-museum.org/
お問い合わせ：050-5541-8600（ハローダイヤル）
