『ゴジラ』といえば、伊福部昭のゴジラの鳴き声や有名なテーマ曲、『戦場のメリークリスマス』といえば、坂本龍一によるテーマ曲、『ひまわり』といえば、ソフィア・ローレンの熱演とヘンリー・マンシーニの哀切なメロディで胸がいっぱいになる。大ヒットした映画のテーマ曲は、観客の心に深く刻まれ、長い時を経ても残り続けている。
鎌倉市川喜多映画記念館では、6月18日(土)~9月11日(日)の会期で、『映画と音楽の素敵な出会い PartⅡ』の企画展が開催される。
前回のPartⅠに続き、<映画>と<音楽>が魔法のように素晴らしく結びついた史上の名作・名曲を映画資料と共に紹介される。クラシックからモダンジャズ、ロックにミニマル・ミュージックと、それぞれ異なるジャンルやスタイルの音楽を作曲家たちはその時代・その映画に見合う音で探し求めてきた。心に響くシーンとともに映画音楽の役割は大きい。
会期中、『ゴジラ』『戦場のメリークリスマス』『すばらしき映画音楽たち』『ようこそ映画音響の世界へ』『いつも2人で』『海の上のピアニスト』『真夏の夜のジャス』『ジャズ・ロフト』『ひまわり』『まぼろしの市街戦』『女は女である』『甘い生活』などが上映される。
また、チター奏者の内藤敏子さんによる『チターで奏でる映画音楽の調べ』(7/27)、『ジャス・ロフト』上映とラジオDJでおなじみのピーター・バラカンさんのトークイベント(8/11)、『ひまわり』の上映とラジオDJ・志田一穂さんのトークイベント(8/21)などが予定されている。
企画展の観覧料は、一般200円、小・中学生100円。映画鑑賞(企画展観覧料含む)は一般1,000円、小・中学生500円。特別上映は、一般1,600円、小中学生800円。
演奏会( 企画展観覧料含む)一般1,500円、小・中学生750円。
お問い合わせは、0467-23-2500(鎌倉市川喜多記念館まで)